防災をキーワードに検索すると、災害に関する多くのページが出てきます。こうしたサイトは、公的な機関のものも多く、本当にいろいろな備えが紹介されています。あまりにたくさん紹介されているので、すべてを準備することはできないし、自分に必要なさそうなものもあるし、結局紹介されているものの中から自分に必要なものを考えるのも面倒くさいから、とりあえず、もう少し先でいいか、ということになってないでしょうか。
今年は、未曾有の大災害であった東日本大震災からちょうど10年です。テレビや新聞などでも特集されているので、この機会に、防災を考えてみようという方も多いのではないかと思いますので、今回は、自分に合った防災対策を簡単に知ることができるサイトを紹介させていただきます。
「Yahoo!ニュース 意識調査」(2018年)
この調査によると、「災害への備えは十分ですか?」では、回答のあった1万4,689票のうち、70%以上の人が「備えていない」(あまり備えていない:41.5%、まったく備えていない:29.7%)と回答、災害に対する備えへの意識がそれほど高くないという結果になっているようです。
自分にあわせた準備を知ろう
自分にとって必要な準備を知るためには、防災ダイバーシティが参考になります。


まずは、4つのステップに分かれた質問に答えます。

そうすると、こんな感じで自分に必要な準備が表示されます。
個人的には、表示された内容は、そうだなぁと感じられるものが多く、多くの皆さんに参考になるのではないかと思います。すべてをやろうとするのは大変かもしれませんが、できることから準備してみてはいかがでしょうか。

災害に必要な準備をしろう
防災ダイバーシティでは、自分の置かれている状況を踏まえて準備したらいいものがわかりました。ただ、防災ダイバーシティで紹介されたものだけでは、命を守ることはできません。また、災害への備えは、いろいろなものを準備するだけでなく、住んでいる地域にどのような危険性があるのかや、いざというときどこに避難するのかといった情報も必要です。こうした情報が網羅されているのが、防災手帳です。スマホ版のアプリもあるので、こちらも入れておくのがいいと思います。


たとえば、避難所マップでは、災害に応じた避難場所を知ることができます。

防災用品では、備蓄品や、持ち出し品について、知ることができます。

災害に関する備えは、公的な機関から多くの情報が発信されています。東京防災のような冊子を配っている自治体も多いです。身近なところに情報はあるはずです。「やっておけばよかった」、「やっておいてよかった」、言葉で書くとたった2文字しか違いません。でも、いざというときあなたの命を守るのは、「いて」の方、「やっておいてよかった」です。我が家でも、できることから少しずつ備えています。ぜひ、いっしょに命を守りましょう。
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