ビデオカードの修理(ASUS DUAL-RTX2060-O6G-EVO)

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先日、分解、清掃したばかりのマイニングリグなのですが、清掃から1週間ほどで、異音が発生するようになってしまいました。清掃時の組み立てがまずかったのかと、再度、分解、組み立てを行いましたが、状況は改善せず、NiceHashの管理画面で確認すると、採掘はしているものの、ビデオカード (ASUS DUAL-RTX2060-O6G-EVO) の温度も上昇しています。どうも、ビデオカードが壊れてしまっているようです。これまでご紹介したとおり、我が家のマイニングリグは、下記の2枚のビデオカードで構成されていますので、RTX2060でマイニングできないと、電気代をカバーすることもできなくなってしまいます。

  • ASUS DUAL-RTX2060-O6G-EVO
  • ASUS PH-GTX1050TI-4G

採掘はできているため、致命的な故障ではないと思い、ビデオカードを観察していると、冷却用のファンが回ったり、回らなかったりしているようなので、部品を交換し修理をしてみようと思います。結果としては、わりと簡単に修理できましたので、その様子を報告したいと思います。

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交換する部品の確認

まずは、ビデオカードをマイニングリグから取り外します。
異音が発生しているのは、右側のファンです。

ビデオカードを分解している記事を見ると、ビデオカードによっては、GPUのグリスの塗り替えまで必要となる場合があるようなので、どういうパーツに分解されるのか、簡単にばらして必要な部品を確認します。

6本のねじが使用されており、1番目のねじには封かんシールが貼られていました。また、このねじだけ、少し長いものが使用されています。ねじを外すと、ファン部分と本体部分に分けることができました。ファンのみの交換で修理できそうです。

交換部品の手配

ファンを交換すれば良さそうなので、Amazonで規格にあう部品を検索し、発注しました。2千円ちょっとの金額で、納期は2週間ほどでした。

ファンの交換作業

予定より早く10日ほどでファンが到着しました。
開封して、まずびっくりです。アマゾンの商品写真を見る限り、互換品だと思っていたのですが、届いたファンにはまさかのASUSロゴ。写真の通り、ビデオカードに当初から使用されていたものと全く同じファンが送られてきました。確実に修理できそうな期待が高まります。

全く同じものだったので、特にトラブることもなく、ファンのねじ4個×ファン2個を交換し、修理完了です。

マイニングリグにセット、修理完了

マイニング自体は行えていましたので、特に問題なく起動できました。後は、ファン、温度に異常がないかですが、4時間経過しても全く異常ありません。問題なく修理が完了できたようです。だいぶビデオカードの値段が落ち着いてきたとはいえ、9月25日現在、DUAL-RTX2060-O6G-EVOの新品価格は8万円程度。2千円ちょっとで修理できたとは上出来です。マイニングで使用しているとはいえ、1年も使っていないのですから、当初から問題のある個体だったのかもしれません。
私の場合は、たまたまうまくいきましたが、封かんシールをはがしてしまうことになりますので、修理は自己責任となります。同じような症状が出ている方には参考になるのではないかと思いますが、実行にあたっては、ほかのサイトもご覧になって判断してください。

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