楽天モバイル eSIM設定 iPhoneSE

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楽天経済圏で生活しているので、以前から楽天モバイルは契約していたのですが、それほどスマートフォンを利用しているわけではなく、データ通信量も大したことはありませんし、行動範囲の楽天モバイルの電波状況もそれほどいいわけでもありませんので、これまで積極的に使ってはいませんでした。もっといえば、楽天モバイルの回線端末は、家に放置されている状況でした。

そのような状況ではありましたが、最近、通信料を削減するためにデュアルSIM運用が有効だという記事を見て、たまの通話をRakutenLinkを利用して無料にしようかと、iPhoneSE第2世代にデュアルSIMの設定を行いましたので、その方法を報告したいと思います。

やり方を調べながら設定しても10分もかからないくらいで完了しましたので、iPhoneの場合、思っている以上に簡単に設定できると思います。

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デュアルSIMとは

はじめに、デュアルSIMとは何かを簡単に説明しておくと、1台のスマホに2つのSIMを設定し、2つの電話番号、料金プランを利用できるようにする機能です。異なる携帯電話会社のSIMを同時に使用できるようになりますので、片方は通話、片方はデータ通信というような使い方もできます。最近、さまざまな特徴のある料金プランが登場していますので、上手に組み合わせることで、より個人個人にフィットする使い方ができるようになります。スマホ本体がデュアルSIMに対応している必要がありますが、対応端末も増えてきていますので、興味がある方は、一度ご自身の端末を確認されてはいかがでしょうか。

デュアルSIMと相性のよい楽天モバイル

今回使用する楽天モバイルは、1GBまでのデータ通信であれば、料金が無料ですし、RakutenLinkを用いた通話だと、音声通話も無料で利用できます。他社のさまざまな料金プラントの組み合わせによって、お得に使える回線だと思います。

iPhoneに楽天モバイルをセット

我が家で使用しているスマホ、iPhoneSEは、デュアルSIM運用が可能といっても、物理的なSIMカードを2つセットできるものではなく、1つの物理SIMとスマホ本体にSIMの情報を記録させることによって、物理SIMと同じように使用できるeSIMの2つで運用することになります。eSIMは、対応が進んできているとはいえ、全ての通信会社、料金プランが対応しているわけではないので、選択肢が限られます。楽天モバイルは、eSIMに対応済みです。我が家の場合、物理SIMにはドコモのギガライトがセットされています。今回、このiPhoneに楽天モバイルの回線をeSIMで設定します。必要な作業は、下記の2つです。

  1. 楽天モバイルでeSIMを発行
  2. iPhoneにeSIMを設定

楽天モバイルでeSIMを発行

我が家の場合は、すでに楽天モバイルに回線契約がありますので、my楽天モバイルからeSIMを発行します。

次に「契約プラン」を選択します。

契約プランを選択したあと、したにスクロールして、「SIM交換を申請する」を選択します。

eSIMを選択し、「交換・再発行を申請する」を選択します。

最後に、申し込みの内容を確認して「次に進む」を選択します。eSIMの発行にかかる手数料は、再発行の場合を含め、無料です。

申し込みが完了すると、my楽天モバイルのページに、申し込み番号が記載されます。

この申し込み番号を選択すると、eSIM開通用のQRコードを表示できる画面になりますので、そこをクリックし、するとQRコードを表示させることができます。

iPhoneにeSIMを設定

先ほどまでの手続きで、iPhoneにeSIMを設定するためのQRコードを取得することができました。iPhoneにeSIMを設定するには、このQRコードを読み込ませるだけでO.K.です。まずは、QRコードを表示させます。

QRコードを表示させたら、カメラでこのコードを読み取ります。認識されると、タップできるようになりますので、タップすると、下記のモバイル通信プランのインストール画面が表示されます。

「続ける」をタップすると、楽天回線を追加する画面になります。

「モバイル通信プランを追加」をタップします。

追加する回線、もともとの回線とも名称をつけておくことができます。選択できる回線名の他、自由に名前をつけることもできますので、わかりやすい名前をつければいいと思います。

このあと、データ通信や音声通話などのデフォルト回線を選択する画面があり、自由に設定することができます。データ通信の使用量などを踏まえ、使用時に回線を選択したい場合は、iPhoneの設定、「モバイル通信」をタップすると、変更できます。

変更したい場合は、下記の赤囲みの部分をタップすれば、回線を選択できます。

まとめ

繰り返しになりますが、ここまでの作業時間は10分もかからないくらいです。非常に簡単にできましたので、もっと早くやっておけばと感じました。ただ、デュアルSIM運用すると、2つの電波を受けないといけなくなるため、バッテリーの持ちが悪くなるというデメリットがあるそうなので、あまりに状況が悪いと元に戻す必要があるかもしれません。そのような事態になりましたら、記事を更新させていただきます。

あと、注意点としては、楽天モバイルで通信料を無料にするためには、RakutenLinkアプリを使用する必要があります。iPhoneの標準アプリを使用すると、通話料がかかりますので、注意が必要です。特に、着信履歴に折り返す場合、そのままだと標準アプリが使用され、料金が発生してしまうようです。ちょっと使用時の注意が必要です。

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