あらゆるサービスがサブスクリプションで登場し、低価格でいろいろなコンテンツが楽しめる社会になってきています。我が家は、Amazonプライムに加入しているので、本のサブスクリプションも、Amazonが運営する電子書籍(kindle本)読み放題サービスkindle unlimitedを利用してきました。 kindle unlimited は、ビジネス書や実用書だけでなく、コミックや雑誌など、幅広いジャンルの本を楽しむことができる素晴らしいサービスなのですが、もう少し雑誌の幅が広がればと、今回、楽天マガジンを契約しましたので、レビューしたいと思います。
楽天マガジンとは
楽天マガジンは、楽天が運営する雑誌のサブスクリプションで、月額418円という安さで、700誌以上が読み放題になるというサービスです。同様のサービスがドコモからは、dマガジンとして提供されており、よく比較されています。月額418円でもすごい安さなのですが、年払いにすると3,960円になり、月ベースでは330円という驚異の価格になります。ほとんどの雑誌がこの価格では購入できませんので、契約しない理由がないようなサービスです。

楽天マガジンで読める雑誌
楽天マガジンのサイトを開くと、読み放題となる雑誌の一覧を確認することができます。

この雑誌の中には、日経トレンディーや日経PC21などAmazon kindle unlimited では読み放題にならないものも多く含まれています。

この中に、私が定期的に購入している「PRESIDENT(プレジデント)」という雑誌が含まれていました。紙で購入すれば700円から800円ぐらいですから、楽天マガジンで読めるとなれば、非常にお得ですし、なんと、バックナンバーも読めるとのこと、あまりのお得さに、これまでサービスの内容を確認していなかったことを後悔してしまいました。

読みたい雑誌によっては残念な楽天マガジン
非常に盛り上がって契約した楽天マガジンなのですが、結論としては、私にとっては、値段相応のものでした。定期的に購入するプレジデントが、Amazon kindle unlimited の対象になっていないことから、今回、楽天マガジンを契約したのに、特集記事の大部分が読めないという残念な結果。確かにトップページには、「※紙の雑誌とは一部内容が異なることがございます。」との記載がありますが、この記述で、特集記事の大部分が読めないということを想像する人がどれだけいるでしょうか。

ちなみにどの程度読めないかというと、この記事の記述時点の最新号、2021年10月29日号の状況は下記のような状況です。

おそらく、多くの方にとって想像を絶するほどの状況ではないでしょうか。
このほか、AERAも読めることになっているのですが、何がだめなのか、目次のページさえ削除されている状態です。楽天マガジンは、非常に低価格で多くの雑誌に触れる機会は提供してくれるものの、見たい雑誌を読めるものかという点から見ると、かなり人を選ぶのではないでしょうか。見たい雑誌の記事がどの程度削除されているのか事前の確認が必要だと思います。
ただ、じゃぁ解約するかというと、330円という価格で、普段は見ることのないような雑誌も読めるということは利点だと思いますので、今後も契約は続けようと思います。期待値が高いと残念な気持ちになると思いますので、値段相応のものと考えていた方が良さそうです。
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