簡単な手続きで、5,000円分のポイントを差し上げますから、マイナンバーカードを作りましょうというキャンペーンがありましたが、今年6月時点での普及率はまだ5割に届いていないようで、さらにお得なキャンペーン、マイナポイント第2弾が6月30日からはじまりました。
非常に簡単な手続きで、最大20,000円分(第1弾の5,000円分をもらっている方は15,000円分)のポイントがもらえますので、マイナンバーカードは絶対に作りたくないという方以外は、この際、マイナンバーカードを作ってみてはいかがでしょうか。

ポイントをもらうまでの流れ
マイナンバーカードを作成してもらうためのキャンペーンなので、まず、マイナンバーカードを作らなければなりません。申請から交付まで一定の時間がかかりますし、このマイナポイント第2弾の適用を受けるためには、2022年9月末までにカードの申込をしていなければなりませんので、注意が必要です。

マイナポイントとは
マイナポイントなんて使ってないし、だいたいどこで使えるのかもわからないので、もらっても仕方ないと思っている方がいるかもしれませんが、マイナポイントは、マイナンバーカードを使って申し込むことで付与されるポイントの総称で、実際のポイントは、各自が使いたいポイントを選択することができる仕組みになっています。

ここで紹介した決済サービス以外にも、多くの決済方法が対象サービスとして登録されていますので、使いたい決済サービスが決まっている場合は、マイナポイントのポータルサイトに登録されている決済サービスの一覧から対象決済サービスが含まれているかを確認してみてください。
auPAYをおすすめする理由
各自の事情に合わせて、使いやすい決済サービスを選べばいいと思うのですが、特に何でもいいと思っておられる方は、auPAY、auPAYカードの登録がお勧めです。理由は、簡単です。
auPAY・auPAYカードを登録すると、現金化が可能
だからです。auPAY、auPAYカードでマイナポイントを申し込んだ場合、付与されるのは、auPAYの残高になります。ご存じの方も多いかと思いますが、auPAYの残高は、auじぶん銀行に払い出すことができる残高と、払い出すことができない残高に分かれますが、このマイナポイントで付与される残高は、払い出すことができる残高に分類されています。つまり、auじぶん銀行に払い出しを行うことで、現金化が可能となっています。(2022年7月21日現在)
同じように残高を銀行に払い出せるコード決済としてPayPayがありますが、PayPayでマイナポイントを申請すると、PayPay銀行に払い出しできない残高としてチャージされます。つまり、現金化できません。

国の事業ですから、マイナポイントを付与する目的の一つとして、消費喚起もあるとすると、現金化できるのは今後封鎖されてしまうかもしれません。現金化してしまえば、事実上、どの決済方法でも使用できるようになりますから、現金化可能なauPAYは、現時点における最強の選択肢だといえると思います。
マイナンバーカードが届いてからの手続き
マイナンバーカードの取得に時間がかかる以外は、非常に簡単に手続きできます。
マイナポイントのポータルサイトでは、支援端末で申し込みする方法と、自分自身の端末(スマートフォンやパソコン)で申し込みする方法の2つが紹介されています。パソコンを使用する場合、ICカードリーダーが必要になります。


我が家は、iPhoneで手続きを行いました。iPhoneの場合、7以降の機種が対応しているようです。Androidの場合、ポータルサイトに対応機種の一覧がありますので、確認してみてください。自宅で簡単に申込が行えますし、ICカードリーダーなどの追加機器が必要ありませんので、スマホでの作業が便利だと思います。

準備するもの
対応するスマートフォンの準備ができたら、下記のものをそろえます。といっても、準備が必要なものは、マイナンバーカードと通帳だけで、後のものはスマートフォンにダウンロードするだけです。

操作手順
ここで紹介するのは、auPAY以外を選択することもできる方法ですが、もうauPAYに決めているという方は、auPAYアプリからの手続きも可能です。

マイナポイントアプリを起動し、申し込むをタッチします。

マイナンバーカードを作成したときに登録したパスワードを入力します。

パスワードを入力すると、マイナンバーカードの情報をスキャンできる状態になりますので、iPhoneの下にマイナンバーカードを置き、情報を読み取ります。

読み取りが終了すると、申し込むキャンペーンが表示されます。我が家の場合、第1弾の5千円分はすでに取得済みなので、対象外と表示されています。

両方にチェックして、次へ進みます。

選択できる決済サービスが表示されますので、受け取る決済サービスを決めます。ここでは、auPAYを選びます。

auPAYの場合、即日から翌々日にかけてポイントが付与されます。

auPAYの場合、登録にauPAYの会員ナンバーと生年月日が必要になります。番号が確認できる場所の説明を表示させることができますので、確認してコピーします。


続いて、生年月日を入力して確認すると、マイナポイント第2弾や、保険証としての利用にあたっての利用規約が表示されますので、内容を確認し、同意して申し込むをタッチします。

これで、保険証としての利用に付与される7,500円分のポイントが確定しました。続いて、公金受取口座の登録を行います。

公金受取口座は、マイナポータルで行いますが、画面を順に遷移させていくだけなので、難しいことはありません。

ここまでの操作で、iPhoneでマイナンバーカードの情報を読み取る準備ができました。この画面が表示されたiPhoneをマイナンバーカードの上に置くと、カード情報が読み取られます。すぐに読み取ることができなければ、位置を少しずらすと読み取れると思います。
利用者情報や、口座情報を入力すると、マイナンバーカードの券面事項入力補助で、先ほどと同じように、マイナンバーカードのスキャンが必要になりますので、指示通り手続きを行います。
マイナポイントのアプリで、申込状況を確認することもできます。

まとめ
我が家の場合、手続きを行ったのが、7月18日、auPAYの残高にポイントが反映されたのが19日、20日に分かれていました。一日の中でも締める時間が決まっているのかもしれません。このため、auじぶん銀行に自動払い出しされたのも20日、21日に分かれています。

これを見て、現金化されていることに加え、合計30,000円の入金になっていることに驚いた方もいるかもしれません。実は、auPAYを選択することには、現金化に加え、未成年者のマイナポイントも、同じauPAYに入金できるというメリットがあります。auPAYはauPAYカードとの紐付けが可能です。auPAYカードも、マイナポイントの決済サービスになっており、還元はauPAYです。親の決済サービスをauPAY、子供の決済サービスをauPAYカードにすると、このような還元を受けられるようになります。
マイナンバーカードを作るという作業が少し面倒ですが、これからカード作りもするという方であれば、一人につき20,000円、3人家族であれば60,000円ももらえることになります。日当と考えれば、十分メリットが感じられるのではないかと思いますので、ぜひ検討されてはいかがでしょうか。
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