実践!家計管理 お金を見える化してたまる家計に (MoneyFowardMEを使った家計管理)

株主優待・家計管理

今の仕事がいつまでできるのか、いつまで働くことができるのか、年をとってくると、健康はもちろん、お金についての心配も大きくなってきます。また、最近はキャッシュレス決済も多くなり、お金自体を見て買い物をすることも少なくなり、財布の中身で家計の状態を把握することが難しくなってきています。

何にどのくらい使っているのかがわからなければ、お金を貯めることもできませんし、収入が少なくなっても生活できるかという確認もできず、無駄に不安が大きくなってしまいます。そのようなことにならないよう、我が家では、家計を見える化してくれるソフト(アプリ)を使用しています。非常に便利に使えるものなので、今回は、我が家の家計管理の考え方、その管理に活躍しているMoneyFowardMEを紹介します。今日の記事を見ていただければ、MoneyFowardMEを活用した家計管理のやり方がわかっていただけると思います。

スポンサーリンク

我が家の家計管理の考え方

我が家では、できるだけ簡単に家計を管理するため、支出を大きく2つに分類しています。

1つめは、「基礎」。生活していく上で、必ず必要となる出費は、この項目に入れます。
2つめは、「ゆとり」。こちらには、基礎以外の出費を分類します。

月間ベースで見た際、支出が大きく変動してしまうと、比較しづらくなってしまうため、それぞれの項目に分類した支出を、さらに、月ベースなのか、年ベースなのかに分け、計4つに分類しています。ざっとイメージを示すと、下記のような感じです。

MoneyFowardMEは何ができるのか

我が家では、先ほど紹介した家計管理の考え方に基づいて、家計の状況を把握するツールとして、MoneyFowardMEを活用しています。大部分が無料ですし、非常に便利に使えるものなのですが、文字で説明してしまうと、その良さを感じにくいかと思いますので、まずは、公式の説明動画(わずか1分15秒)をご覧ください。

我が家で感じているメリットは大きく2つです。

いつ、何に使ったかを見える化してくれる

支出を自動で記録してくれるため、いつ、何に使ったかを確認できるようになります。支出は自動で分類され、グラフまで作成してくれるという優れものです。この機能を活用し、先ほどご紹介した「基礎」、「ゆとり」に支出を分類して把握することで、生活を維持するのにかかる経費がどのくらいか、どのくらい無駄遣い(余裕を楽しんでいるか)を確認することができるようになります。

資産の状況を一覧できる

さらに、MoneyFowardMEを活用すれば、どこの口座にいくら入金されているか、どの口座で何の銘柄を何株購入しているかなんていう情報が集約できます。我が家では、株主優待の取得効率を上げるため、家族全員分の証券口座を開設しています。また、成人口座では、信用口座を開設し、クロス取引も行っています。このような取引が1つの証券会社で完結すればいいのですが、一般信用取引ができる銘柄が、証券会社によって異なることから、結果として、複数の口座を管理しなければならない状況です。正直面倒です。ここで、MoneyFowardMEの登場です。家族の口座も含めて連携していますので、各口座の状況を一覧することができます。

現在、無料版では、連携口座数が制限(10口座)されていますので、使用口座が多い方は、役不足を感じてしまうかもしれませんが、1ヶ月は無料で試すことができるので、便利さを感じられれば、課金するのでよいのではないかと思います。ちなみに、我が家は課金はしていませんが、10口座以上連携しています。今は、このような使い方はできないのですが、我が家はサービスが開始されて間もない2013年から使用しているため、無料で使用しているのに、連携口座数の制限がないといううれしいサービスをいただいています。このおまけサービスがなくなってしまったら、課金することになると思います。そのくらい便利です。

MoneyFowardMEの家計簿設定

MoneyFowardMEは、支出を大項目、中項目の2段階で分類します。残念ながら、大項目は規定値を変更することができませんので、自分好みの項目で管理するためには、中項目に新しい項目を追加する形で行います。分類する際は、大項目から選んで指定するようになっているので、これだけが少し面倒に感じているところです。実際我が家で行っている分類は、先ほどの考え方に沿って、4つの大項目を使用し、その下の中項目は自由に追加する形で行っています。

支出を分類するという作業だけを行えば、右側のように各支出を集計し、グラフまで作成してくれます。

MoneyFowardMEでの口座連携

MoneyFowardMEでは、銀行や証券口座を連携するのも非常に簡単です。MoneyFowardMEのメインから、「口座」→「金融機関を追加する」をクリックします。

連携できる金融機関の一覧画面になりますので、連携したい金融機関を選びます。

選ぶと連携を設定する画面になりますので、指示通りにIDやパスワードを入力すると、連携完了となります。

連携が完了すると、金融機関ごとの資産状況や資産の内訳を一覧表示できるようになります。楽天ポイントやTポイントも連携できるので、お金に関係するサイトのほとんどを一覧表示できるようになります。

課金すると、データをCSVで出力できたり、グラフで表示してくれるようになるほか、クレジットカードの利用残高なども一覧にしてくれます。今のところ、そこまでは必要ないので、課金はしていないのですが、ないと困るくらいに活用させてもらっています。一覧性も高く、便利に使えると思いますので、家計管理で迷っているのであれば、おすすめのサービスです。

コメント