我が家には、ゲームが大好きな子供がいます。その子供たちが楽しんでいるゲームの1つがMinecraft(通称マイクラ)です。知らない方には、ふぅ~んという情報なのですが、Minecraft自体は、大人でも面白く遊べるゲームです。
簡単に説明すると、すべてがブロック(土や木、石などいろいろな種類があります)でできた世界を自由に冒険できる箱庭型ゲームです。クラフトと呼ばれるブロックを組み合わせて新しいブロックを作る作業を行うと、剣や斧、スコップといった道具、ベッドやドアなどの家具を作ることもできます。
ゲームの中にモンスターを登場させて、戦うこともできますし、純粋にブロックを使って自分の世界を作ることもできます。遊び方は自由度が高く、子供から大人まで幅広い世代の方が楽しむことができると思います。
子供が遊びたいといって購入したゲームなのですが、親でも楽しむことができます。また、Minecraftは、一人でも十分楽しむことができるゲームなのですが、複数人が同じ世界で同時にプレイ(マルチプレイ)できるという機能を持っていて、より一層楽しむことができるようになります。
今日は、このマルチプレイを家庭内で実現するために、Minecraftサーバーをセットアップする方法を紹介します。
サーバー用ソフトを手に入れる
まずは、Minecraftのサーバーを手に入れる必要があります。Minecraftの公式ページからダウンロードできます。

以前は、このページを開くだけで、サーバー用のソフトウェアをダウンロードすることができたのですが、この記事を書いている時点では、我が家のパソコンからは、ダウンロードリンクを表示させることができませんでした。下記のような画面が表示されるだけで、ダウンロード先のリンクが出てきません。

ダウンロードリンクが表示されないときは
同じような方もいらっしゃるかと思いますので、我が家での解決方法をご紹介しておきます。
日本語の公式ページは、ブラウザを変えても、キャッシュを削除してもうまくいきませんでしたので、海外の公式サイトを開いてみました。すると、簡単にダウンロード先を表示することができました。手順は下記の通りです。
- 日本語の公式ダウンロードページを開く
- 「ja-jp」の部分を「en-us」に修正する


この作業で、海外の公式サイトのダウンロードページを開くことができます。

ダウンロードされたファイルは、zip形式なので、解凍が必要です。
サーバーを起動する
サーバーの起動は、「bedrock_server.exe」を実行するだけです。

起動すると、下記のような画面が表示され、サーバーが使用できるようになります。

サーバーを終了させるには、この画面に「stop」と入力します。
サーバー上のマップで遊ぶ
サーバーを起動してしまえば、家庭内の同一LANに接続されているパソコンであれば、サーバーに表示され、遊べるようになると思います。もし表示されないときは、サーバーを起動したパソコンの「IPv4アドレス」を調べ、サーバーの追加を行えば、遊べるようになると思います。

サーバーを起動したパソコンでも遊びたい
上記の方法だと、サーバーを起動したパソコンからは接続できないことが多いのではないかと思います。我が家もそうでした。サーバーのzipファイルを解凍したときにできる「bedrock_server_how_to.html」によると、同一マシンで使用する場合、UWPから除外する必要があるとの記述があります。「UWP」?わからなくても大丈夫です。除外する方法の記述がありますので、おまじないとして、実行するだけです。

コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、下記を実行します。
CheckNetIsolation.exe LoopbackExempt –a –p=S-1-15-2-1958404141-86561845-1752920682-3514627264-368642714-62675701-733520436
このコマンドを実行して、上記の方法でサーバーを追加すれば、サーバーを起動しているパソコンでも遊べるようになると思います。
コメント