【実質改悪】Amazon Mastercardゴールド サービスリニューアル

株主優待・家計管理

先日三井住友カードから、「Amazon Mastercardサービスリニューアルに関する重要なお知らせ【三井住友カード】」というメールが届きました。アマゾンカードのサービス内容が変更されるようです。我が家は、ゴールド会員なのですが、内容を確認すると、実質的には改悪と思われる内容でしたので、本日は、その内容を紹介したいと思います。ただ、結論を先にお伝えすると、改悪ではあるものの、我が家のアマゾンの利用状況を考えると、解約には至らないかなと思っています。

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新旧サービスの比較

まずは、公式サイトに掲載されているサービスの比較表を確認してみます。

年会費の無料化とAmazonプライムの有料化

まずは、カードの年会費が大きく変更になります。これまで、年会費が11,000円かかっていたものが、無料になります。これは、一見うれしいサービスのように思えますが、その下、Amazonプライム特典が無料で使えていたものが、有料化します。つまり、年会費の無料化が行われる代わりに、プライムが有料化される形になっています。プライムの年会費は4,900円なので、お得かなと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、三井住友カードで、「マイ・ペイすリボ」を設定し、WEB明細書割引を受ければ、実質的な年会費は、4,400円にすることができていましたので、今回の改変は、実質会費負担が500円増加することになる改悪です。

そのほかのサービス改悪

Amazonプライムの有料化に加えて、そのほかのサービスも地味に改悪されています。

  • Amazonn 以外での利用ポイント還元 1.5%→1.0%にダウン
  • 旅行傷害保険 国内が対象外に、さらに金額も5,000万円→2,000万円にダウン
  • ショッピング補償 300万円まで→200万円までにダウン
  • 空港ラウンジサービス 利用不可に

唯一改善されているのが、コンピにでの利用ポイントの還元で、1.0%から1.5%にアップされています。ただ、我が家は、コンビニでアマゾンカードを使用することはないので、全く恩恵を受けない改善ですし、多くの方にとっても、ほかの改悪内容をカバーするほど、コンビニで買い物をするのは難しいでしょう。結果として、今回のサービス内容の改変は、改悪と言っていいと思います。

結論 Amazon Mastercard を解約するか?

これだけサービス内容が変更されましたので、現在Amazon Mastercardゴールド会員の方は、継続するか、解約するかを検討している人も多いのではないかと思います。我が家もいろいろ考えましたが、結論としては、解約しないということにしました。

理由は簡単で、Amazonプライムを解約することが難しいほど利用しているからです。Prime Videoやmusic、readingはもちろんのこと、写真の保管にAmazon Photosを利用していることが大きいです。このため、プライム会員を有料でも継続することを考えると、アマゾンでの買い物でのポイント還元2.5%は、ほかのクレジットカードにはない特典ですし、年会費も無料になったことを考慮すると、継続という結論になりました。

一方、Amazonプライムのサービスをそれほど利用していなかった方や、アマゾンで買い物をすることが少ないという方は、手持ちのクレジットカードを減らすため、解約という選択肢もあると思います。カードのサービス内容というよりは、Amazonの利用状況を踏まえて考えるというのがよいのではないかと思います。

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