Microsoft Defender(Windows Defender)の性能が向上し、ウィルス対策ソフトは不要になってきているとの話もありますが、以前からパソコンを使用し、何らかのウィルス対策ソフトを導入していた方は、すぐにやめるということには不安があるのではないでしょうか。
我が家では、ウィルス対策ソフトとして、導入当初のウィルスの検出能力や、パソコンへの負担を考え、カスペルスキーを導入していたのですが、最近のロシアによるウクライナへの侵攻などによって、カスペルスキーそのものが危険なのではというニュースを見る機会が増えました。パソコンのバックグラウンドで活動しているソフトなので、素人では何をしているのかうかがい知ることはできません。安心を買っているはずのソフトで、逆に不安になってしまってはなにをしているのかわかりません。カスペルスキーを使用している方の中には、同じような思いの方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は、カスペルスキーについての情報について調べ、今後も使用を続けるかの検討を行いましたので、その結果を紹介したいと思います。我が家の結論としては、マカフィーリブセーフ(McAfee)に乗り換えることにしました。
カスペルスキーとは

カスペルスキーは、ウィルス対策ソフトの大手で1997年にロシアで創業した会社です。2005年ごろから海外進出を果たし、日本でも一時期ATOKや一太郎で有名なジャストシステムが販売していましたので、使用されている方も多いのではないでしょうか。我が家も元々はマカフィーを使用していたのですが、当時の評判を聞き、カスペルスキーに移行し、もう数年以上使用しています。
カスペルスキーに危険性はあるのか?
それほど興味があったわけではないので、当時はまったく知らなかったのですが、2017年ごろから、アメリカを中心に、カスペルスキーの製品を排除しようとする動きがあったようです。この動きに対応するため、カスペルスキーも、自社の顧客データをスイスに移すなど、製品の透明性を証明しようとする動きを行います。この取り組みの延長で、日本法人もスパイ疑惑を否定する記者会見を行っていますし、会社の公式サイトにもさまざまな透明性への取り組みが記載されています。

公式サイトにはいいことしか書いていないでしょうが、実際、ウィルス対策ソフトはほかにもたくさんあり、24時間365日体制で不審な通信を監視しているわけですから、競合するカスペルスキーの製品に不審な動きがあれば、すぐさまその情報が公表されると思います。少なくとも現段階でそのような情報はないわけですから、カスペルスキーの危険性は、将来的にあるかもしれないということで、現時点で存在するものではないのではと思います。
カスペルスキーの危険性を指摘する動き
現時点で、直ちに危険な動きをしているソフトウェアではないとしても、ウィルス対策ソフトは、パソコン内の重要なデータを保護する大事な役割を負っていますから、使い続けるためには、今後も信頼できるのかという点が重要だと思います。それについては、警戒をするよう注意喚起する多くの情報が流れています。



結論
繰り返しになりますが、ウィルス対策ソフトは、安心を買うものです。心配を抱えながら使い続けるものではないと思います。我が家の場合、3年版を購入していましたので、まだ200日くらい有効期間が残っているのですが、ある日突然スパイウェアになるかもしれない心配を抱えて使い続ける気にはなりませんでした。もともとマカフィーを利用していたこともありますし、会社で導入されているウィルス対策ソフトもマカフィーなので、今回の乗り換えは、マカフィーにすることにしました。
公式サイトで購入すると、無料期間があったりしますが、量販店での購入が金額的にはだいぶお得です。下記のJoshin webには、ここ限定の4年版があり、さらにお得です。
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