おすすめ 10選 9月権利確定株主優待

株主優待・家計管理

9月は、3月に続いて株主優待銘柄が多い月です。
auカブコム証券の株主優待銘柄検索によると、399もの優待銘柄があります。先月確認した時は、ちょうど400銘柄だったので、1つ減ってはいますが、そのほかの月と比較すると、非常に多くの優待銘柄があります。auカブコム証券では、このうち、160程度の銘柄で一般信用売りが可能となっています。人気の銘柄は、早くに一般信用売りの残高がなくなってしまいますので、クロス取引のタイミングを考えながら、魅力的な株主優待を取得していきましょう。

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いつまでに購入すればいいか

2022年9月末決算銘柄の権利確定日は、9月30日(金)です。この場合、権利付最終日は、9月28日(水)になります。この9月28日までに株式を購入すれば、株主優待の権利を取得できます。権利落ち日である9月29日以降に株式を売却しても権利は獲得できます。

おすすめ銘柄10選

日々の生活の中で、どのようなお店を利用しているかで、お得に感じる株主優待は変わります。すべての方にお勧めできるわけではありませんが、時々外食を利用しつつ、日用品もお得に購入したい平均的な家庭の我が家で取得を計画している優待をご紹介しますので、検討の参考にしてみてください。

銘柄名 コード 優待内容 必要投資額
(目安)
優待利回り
上新電機 8173 割引券 2,000円 250.0%
ヤマダホールディングス 9831 割引券 50,000円 2.0%
ラウンドワン 4680 割引券 220,000円 1.1%
トリドールホールディングス 3397 優待券 300,000円 1.0%
イエローハット 9882 割引券 200,000円 1.5%
オートバックスセブン 9832 ギフトカード 150,000円 0.7%
M&Aキャピタルパートナーズ 6080 クオカード 350,000円 0.9%
ケーズホールディングス 8282 優待券 130,000円 0.8%
TOKAIホールディングス 3167 クオカード 250,000円 0.6%
ゼンショーホールディングス 7550 優待券 350,000円 0.3%

上新電機(8173)

現在の株価は2,000円くらい。1株所有するだけで、5,000円の割引券をいただける優待利回りが250%にもなる銘柄です。近くに上新電機の店舗がない方でも、JoshinWebで使用できます。家電品だけでなく、日用品の取り扱いもありますので、多くの方がお得に使用できる優待だと思います。2,000円購入ごとに、200円の割引券が使用できる実質1割引となる優待で、少し使い勝手が悪いですが、お得になることは間違いありません。

過去の優待取得 2021年9月

ヤマダホールディングス(9831)

ヤマダホールディングスの株主優待も割引券ですが、上新電機が実質1割引なのに対し、1,000円のお買い物に対し、500円割引と、実質5割引となっており、使い勝手がかなりよくなっています。2021年に大幅な改悪がありましたが、それでもお得に利用できる優待であることは間違いありません。取り扱いがある店舗で使用すれば、家電品だけでなく、日用品の購入にも使用できます。auカブコム証券の一般信用売りの残高も直前まで残っていることが多く、クロス取引で取得しやすい銘柄です。

過去の優待取得 2021年3月 2021年9月 2022年3月

ラウンドワン(4680)

ラウンドワンは、好みの分かれる銘柄かと思います。いずれ家族で利用するようなことはなくなっていくでしょうが、今のところ、家族でラウンドワンを利用する機会がありますので、定期的に取得しています。ボーリングだけでなく、スポッチャの利用にも使うことができます。割引券だけではなく、クラブ会員の入会権も付属しますので、割引券の金額以上にお得です。

過去の優待取得 2021年3月 2021年9月

トリドールホールディングス(3387)

トリドールホールディングスは、丸亀製麺等を展開している会社です。以前は、丸醤屋というラーメン店も展開していたので、うどん、ラーメンでお世話になっていたのですが、丸醤屋の方は、ブランドを廃止したようなので、現在は、丸亀製麺のみで利用しています。割引券ではなく、優待のみでの支払いも可能ですし、100円単位で使用できるので、追加の現金も少額で、非常に使いやすい優待です。30万円程度で取得できる銘柄なので、auカブコム証券の一般信用売りの残高は早めになくなることも多いです。我が家でも、クロス取引が遅れて、取得できないこともありますので、タイミングに注意してください。

イエローハット(9882)

イエローハットの優待は、イエローハットの店舗で使用できる割引券です。カーナビなどのカー用品の他、オイル交換などにも使用できます。1,000円ごとに300円券が使用できる形になっていて、実質3割引になります。オートバックスセブンが優待券の株主優待を発行しているので、少し使い勝手が悪いと感じるかもしれませんが、自動車関係の出費はそれなりになることが多いので、それほど使いづらいとは感じない優待です。

過去の優待取得 2021年3月 2021年9月 2022年3月

オートバックスセブン(9832)

イエローハットに続いて、オートバックスセブンも、カー用品の購入に使用できる株主優待をいただくことができます。イエローハットが割引券だったのに対し、オートバックスセブンは、買い物額すべてを株主優待で支払うこともできます。
このように使い勝手は圧倒的にオートバックスセブンなのに、なぜイエローハットからご紹介したかというと、オートバックスセブンは、2017年に制度の改悪があり、から1年以上保有しないと優待が得られない仕組みになっているからです。今のところ、端株を保有していれば、クロス取引で長期認定されていますが、端株保有を1年継続して、単位株を取得した場合、優待が得られるのかについては、わかりません。お急ぎでなければ、イエローハットで優待を取得しつつ、オートバックスセブンの端株保有をはじめ、試してみるのもいいかと思います。

過去の優待取得 2021年3月 2021年9月 2022年3月

M&Aキャピタルパートナーズ(6080)

M&Aキャピタルパートナーズの株主優待は、クオカードです。株主優待にクオカードを採用している会社は多いですが、ほとんどは1,000円分としているため、クロス取引で取得する場合、割と手間になってしまいます。そんな中、M&Aキャピタルパートナーズは、3,000円分のクオカードをいただけますし、auカブコム証券の一般信用売りの残高も残っていることがあります。株主優待でクオカードが欲しいという方には、お勧めできる銘柄です。

過去の優待取得 2021年9月

ケーズホールディングス(8282)

ケーズホールディングスの株主優待は、ケーズデンキで使用できる優待券です。割引券ではありませんので、32,000円までとなっている使用上限までなら、買い物額すべてを優待券で支払うことが可能です。我が家では、電気関係の消耗品の購入に使用しています。使いやすい優待です。

過去の優待取得 2021年9月

TOKAIホールディングス(3167)

TOKAIホールディングスの株主優待は、クオカードなどから選択できる仕組みになっています。100株から優待をいただくことができますが、クオカードの場合、100株では500円にしかなりませんので、クロス取引を前提とすると、300株以上とする必要があります。TOKAIホールディングスが展開している格安スマホサービスなどで利用すると、クオカード以上の特典を受けることもできます。

ゼンショーホールディングス(7550)

ゼンショーホールディングスは、牛丼「すき家」や、回転寿司の「はま寿司」などを展開している会食チェーン大手です。株主優待は、こうした店舗で利用できる優待券です。割引券ではありませんので、非常に使いやすい優待です。

過去の優待取得 2021年3月 2021年9月 2022年3月

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