イエローハット(9882)株主優待到着

株主優待・家計管理

だいぶ時間がたってしまったのですが、2022年3月権利確定分のイエローハットの株主優待優待が届きました。イエローハットの株主優待は、イエローハットの店舗で使用できるお買い物割引券です。

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イエローハットとは

イエローハットは、1962年ローヤルとして設立された会社で、1975年からイエローハットを展開しています。イエローハットに商号変更したのは、1997年ですから、会社としてのイエローハットの歴史は平成に入ってからです。現在は、オートバックスセブンに続く、カー用品販売2位の会社です。

イエローハットの株価と株主優待

決算説明会資料によると、上期は、外出自粛期間の長期化によって、帰省や旅行でのドライブ需要が減少し、タイヤやカーナビゲーションなどの高単価商品の販売が低調だったものの、車検整備、オイル交換などの作業工賃収入が増加、下期は、雪の影響で、スタッドレスタイヤやタイヤチェーンなどの販売が好調で、売上高としても2021年3月期を上回っているようです。

株価は、昨年秋から冬にかけて大きく下げた後、横ばいが続いていましたが、徐々に回復してきています。2023年3月期も売上、利益とも伸びる見通しで、年間配当も4円増配の計画になっていますので、株価にも反映してきているのかもしれません。

イエローハットの株主優待は、全国のイエローハット各店舗等で使用できる割引券と、「油膜取りウォッシャー液」の引換券です。割引券は、お買い物1,000円ごとに1枚(300円分)使用できるもので、実質30%OFFになります。オートバックスセブンの株主優待は、買い物額全体に適用できるギフトカードなので、それに比べるとお得感は薄れますが、30%OFFと考えれば、まぁまぁではないでしょうか。

2022年7月31日時点
株価 1,738円
1株あたりの配当 58円
年間優待金額 買い物割引券300円×10枚×(3月・9月)
優待取得必要株数 100株
優待利回り(年間) 3.45%
配当利回り 3.34%
権利確定月 3月・9月

 

増配はありましたが、最近株価が上昇してきていることもあり、配当利回りは横ばい、優待利回りはやや低下となっていますが、ともに3%越え、トータルでは7%越えとなっています。車を所有されている方は、所有するメリットが十分ある銘柄ではないかと思いますが、買い物割引券は、1,000円ごとに1枚しか使用できませんので、10枚使い切るためには1万円の買い物が必要です。ただ、有効期限は約1年ありますので、定期的なオイル交換、バッテリーなどの消耗品などで消費できるレベルではないかと思います。

ウォッシャー液は、数百円レベルのものなので、正直おまけです。

優待の使い方

割引券の方は、お買い物1,000円ごとに1枚(300円分)使用できます。車検にかかる費用にも使用できますが、法定費用は対象外となっています。買い物をした際の合計金額に対し、使用可能な割引券を渡せば、枚数×300円の値引きを受けられます。
ウォッシャー液は、引換券なので、買い物をしなくても、対象の商品をレジに持って行って、引換券を渡せば、無料で購入することができます。希釈して使用するタイプのものなので、かなりの量になります。以前は、このウォッシャー液の引換券はなかったのですが、この制度ができてから、ウォッシャー液を購入したことはありません。

クロス取引によるイエローハット・オートバックスのお得さ比較

タイヤやナビゲーション、車検など、カー用品は高額になることも多いので、イエローハット、オートバックス、両方の株主優待を取得してる方も多いかと思います。我が家も両方の株主優待を取得しています。いずれも、クロス取引で取得していて、取得経費、利回りは下記の通りです。

今回、イエローハットはGMOクリック証券、オートバックスセブンはauカブコム証券でクロスしています。イエローハットの方は、割引券なので使い勝手が悪いですが、優待利回りとして大きく、割引券1枚分に足らないくらいの経費で、10枚分、3,000円の割引を受けられることになります。何枚か使用できなかったとしても、クロスしていた方がお得だろうという結果です。

一方、オートバックスセブンは、利回りこそイエローハットの半分程度ですが、株主優待でいただけるギフトカードで買い物全額の支払いが可能ですし、有効期限がないというメリットがあります。使い勝手としては、圧倒的にオートバックスセブンの方がいいです。

我が家では、使用期限のあるイエロートッとの優待券は、オイル交換などの比較的短いサイクルのメンテナンスに使用、車検など、もう少し長いスパンで必要となる経費に、オートバックスのギフトカードをしようというような使い分けをしています。

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