イエローハットの株主優待優待が届きました。
イエローハットは、オートバックスセブンに続く、カー用品販売2位の会社です。

イエローハットの株価と株主優待
株主通信によると、車検整備などの工賃収入が増加したものの、外出自粛期間の長期化で、ドライブ需要が減少し、タイヤやカーナビなどの高単価商品の販売が低調になり、売り上げは前期比マイナスになっているとのことです。ただ、工賃増加の影響で、利益は前期比プラスとなっているようです。株価は、12月2日の1,530円の安値から徐々に回復してきているところです。営業増益、連続増配を見込んでいるようですから、順調であれば、このまま株価も回復して行くのではないでしょうか。
イエローハットの株主優待は、全国のイエローハット各店舗等で使用できる割引券と、「油膜取りウォッシャー液」の引換券です。割引券は、お買い物1,000円ごとに1枚(300円分)使用できるもので、実質30%OFFになります。オートバックスセブンの株主優待は、買い物額全体に適用できるギフトカードなので、それに比べるとお得感は薄れますが、30%OFFと考えれば、まぁまぁではないでしょうか。
2021年12月12日時点 | |
株価 | 1,615円 |
1株あたりの配当 | 54円 |
年間優待金額 | 買い物割引券300円×10枚×(3月・9月) |
優待取得必要株数 | 100株 |
優待利回り(年間) | 3.72% |
配当利回り | 3.34% |
権利確定月 | 3月・9月 |
株価が低下していることもあり、配当利回り、優待利回りともに3%越え、トータルでは7%越えとなっています。車を所有されている方は、所有するメリットが十分ある銘柄ではないかと思いますが、買い物割引券は、1,000円ごとに1枚しか使用できませんので、10枚使い切るためには1万円の買い物が必要です。ただ、有効期限は約1年ありますので、定期的なオイル交換、バッテリーなどの消耗品などで消費できるレベルではないかと思います。

ウォッシャー液は、数百円レベルのものなので、正直おまけです。

優待の使い方
割引券の方は、お買い物1,000円ごとに1枚(300円分)使用できます。車検にかかる費用にも使用できますが、法定費用は対象外となっています。買い物をした際の合計金額に対し、使用可能な割引券を渡せば、枚数×300円の値引きを受けられます。
ウォッシャー液は、引換券なので、買い物をしなくても、対象の商品をレジに持って行って、引換券を渡せば、無料で購入することができます。希釈して使用するタイプのものなので、かなりの量になります。以前は、このウォッシャー液の引換券はなかったのですが、この制度ができてから、ウォッシャー液を購入したことはありません。
クロス取引によるイエローハット・オートバックスのお得さ比較
我が家の場合、オートバックスセブンの株主優待の方が使いやすいというのが正直な感想です。ただ、我が家の場合は、クロスで取得していますので、利回りをトータルで考えるのではなく、優待利回り、配当利回りを個別に考える必要があります。今回の権利確定でかかった経費、いただいた優待を整理したものが下記になります。

このように約定金額(クロス取引に必要な額)に対する優待利回りはイエローハットに軍配が上がります。オートバックスは長期優待も込みの場合ですので、短期の場合なら、さらに差が広がるとことになります。幸いなことに、オートバックスの優待には使用期限がないので、我が家ではオイル交換などの作業はイエローハットで、車検はオートバックスでというような使い分けをしています。
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