だいぶ時間がたってしまったのですが、2022年3月権利確定分の愛眼の株主優待優待が届きました。愛眼の株主優待は、愛眼の店舗で、メガネ、補聴器の購入に使用できる割引券です。メガネは30%(特別限定費は20%)、補聴器は、10%オフになります。


愛眼とは
メガネの卸・小売り大手です。223の店舗のうち、ショッピングセンター等の中に立地しているインショップ型の店舗が144と半数以上となっています。イオンなどにも出店していますので、生活の中で店舗を目にする機会も多いのではないでしょうか。大手といっても、売上は減少傾向で、業績が低迷しているため、株価も低い状態です。単位株を買っても3万円に届かないような状態ですので、投資に適するかどうかは別として、手に入れるのは簡単な株です。

愛眼の株価と株主優待
2018年3月期をピークに売り上げが下がり続けていた売上が、2022年3月期はやっと前期比プラスに転じました。とはいっても、非常にわずかなプラスなので、今後もこの状態を継続できるのか、一時的な横ばいがたまたまプラスだったのか、2023年3月期の結果を見てみないとわからないと思います。ただ、利益の方は、連年の大幅赤字に沈んでいて、非常に厳しい状態が続いている状況です。

経営状況報告には、売上総利益と、販売管理費の推移を示したグラフがあるのですが、利益が出ない状況は一時的なものではなく、継続していることが確認でき、厳しさしか感じません。

2022年7月31日時点 | |
株価 | 178円 |
1株あたりの配当 | 0円 |
年間優待金額 | メガネ 30%OFF(特別限定品は20%OFF)×1枚 補聴器 10%OFF×1枚 |
優待取得必要株数 | 100株 |
優待利回り(年間) | -% |
配当利回り | -% |
権利確定月 | 3月・9月 |
このような厳しい業績を反映して、株価も低空飛行中です。コロナショック時、170円を割る水準まで下落していたのが、一時は250円を超えるまで回復していたのに、現在は、再び180円を割り、コロナショック時の株価に近い状況です。PBRは0.26倍。2023年3月期は、黒字化の見込みになっているのですが、見込み通りにはいかないだろうと考えている方の方が多いのかもしれません。21年3月、22年3月と大幅な赤字になっていますので、仕方のないことかもしれません。
株主優待は、自社の店舗で使用できる優待割引券で、メガネは、値札表示価格より30%OFF(特別限定品は20%OFF)、補聴器は愛眼価格より10%OFFになります。

100株から優待を取得することができますので、2万円も必要なく、お手軽な銘柄となっています。将来的にはわかりませんが、今のところ、大幅な赤字決算が続いた中でも、手持ちの現金が大きく減っているわけではありませんので、もうしばらく様子見でもいいかなと思っています。ということで、定期的にメガネを購入している我が家としては、今のところ継続保有です。
我が家のように、定期的に愛眼でメガネを購入されている方は、値札表示価格から30%の値引きが受けられますので、持っていても元が取れる銘柄ではあると思います。以前は、50%OFFになる割引券でしたから、相当悪くはなっていますが、それでも30%は大きいです。
ただ、業績は低迷中ですし、株価の見通しも明るさが感じられない状況です。株主優待狙いで長期保有をおすすめできる銘柄ではないと思っていますので、購入される方は、自己責任でお願いします。
株主優待割引券の使い方
株主優待割引券は、会計時に渡すだけで使用できます。割引率は、補聴器の場合10%、メガネは、基本30%、特別限定品は20%OFFになります。有効期間は約6ヶ月に設定されていますので、期間内に使用する必要があります。
コメント