オートバックスセブンの株主優待優待が届きました。
オートバックスセブンは、自動車用品店の最大手です。「オートバックス」を全国に展開しているほか、欧州や、アジアにも進出しています。車をお持ち出ない方は、あまりなじみがないかもしれませんが、我が家では、カー用品の購入や車検、定期点検など、定期的にお世話になっている会社です。

オートバックスセブンの株価と株主優待
業績報告を見ると、「自動車関連業界においては、世界的な半導体不足により、新車減産の影響や、一部のカーエレクトロニクス商品に影響を受けた」との記載があります。中古車販売店の在庫がなくなってきているとかのニュースも見ましたし、半導体不足が身近なところにも影響しはじめているのを改めて感じます。
業績報告を見ると、売上高については増加するものの、営業利益は約2割の減になる見込みです。ただ、配当は維持されるようです。
優待品は、国内のオートバックスグループで使用できるオートバックスギフトカードです。
2021年11月23日時点 | |
株価 | 1,369円 |
1株あたりの配当 | 60円 |
年間優待金額 | オートバックスグループギフトカード2,000円分 (3月、9月合計) |
優待取得必要株数 | 100株 |
優待利回り(年間) | 1.46% |
配当利回り | 4.38% |
権利確定月 | 3月、9月 |
配当利回りは、4%越えです。優待利回りも1.46%ありますので、トータル5%越えとなっています。以前は、権利確定日に株式を保有していれば、優待を受け取ることができましたが、2018年から1年以上継続保有することが条件になっていますので、注意が必要です。また、6月の権利確定で予告されていたとおり、今回、9月末権利確定分から、保有期間や保有株数による優待額の変更が実施されました。

我が家では、クルマの定期点検、車検もオートバックスを利用していますので、端株を保有し、長期保有の判定をいただいています。すでに3年以上、3月、9月のクロスを続けていますが、今のところ問題なく長期保有の判定をいただいています。今回は、1,000株保有、13,000円分のギフトカードをいただきました。この金額を元に優待利回りを計算すると、1.90%になります。3月の権利確定と比較すると、株価が下落していますので、利回りとしては上昇したことになります。
現在の株価は、下落傾向で8月に付けた直近高値、1,644円からいうと約300円の値下がりです。我が家のように1,000株保有していた場合、30万円近い含み損になりますので、優待目的での株式の長期保有はリスクがあります。もちろん、業績が向上し、含み益が出る場合もあるわけですが。今のところ、株価の影響を大きく受けるような保有は、精神衛生上よくないので、可能な限りクロスでの取得にしているところです。ちなみに、今回のクロス費用は千円ちょっとですので、1万円以上の利益を実現できています。

オートバックスグループギフトカードの使い方
オートバックスグループギフトカードは、日本国内のオートバックスグループの各店で使用できるギフトカードです。保険や税金など、一部利用できない商品がありますが、カー用品の購入のほか、点検や車検の料金を支払うこともできます。多くの株主優待は、有効期限が半年、または1年程度ですが、このオートバックスグループギフトカードは、有効期限がありませんので、無駄になることがありません。ただし、おつりは出ませんので、使用する金額は注意してください。
コメント