ヤマダHD(9831)株主優待到着

株主優待・家計管理

少し時間がたってしまいましたが、2022年3月権利確定分のヤマダホールディングスの株主優待優待が届きました。3月は、株主優待の実施企業が多いので、株主優待を紹介するだけで1月以上かかってしまったのですが、このヤマダホールディングスで、我が家が3月の権利確定で取得した株主優待は最後になります。

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ヤマダホールディングスとは

ヤマダホールディングスは、家電量販店首位のヤマダ電機を全国に展開している会社です。レオハウスを買収しているほか、2022年2月には、株式交換によってヒノキヤグループを完全子会社化するなどによって、住宅事業でも業界上位の一角に成長しています。

ヤマダデンキを中心とするデンキ事業自体の売上は低下していますが、新業態「LIFE SELECT店」が好調のようです。そういえば、我が家の近くのヤマダデンキも、このLIFE SELECT店に改装されていました。売り場面積も広がっていましたし、ニトリのような商品も多数販売されていました。

ヤマダホールディングスの株価と株主優待

店舗数は微増とはなっていますが、デンキ事業自体の売上は、前期比マイナスとなっています。ただ、先ほどご紹介したLIFE SELECT店でみると、売上高は120%とのことです。今後も、業態転換を中心に、出店を続けるようです。家具や住宅分野への進出、もう家電品の販売で競争できる時代ではないのかもしれませんね。ニトリも多くの家電品を扱うようになってきていますし、ヤマダデンキは、家具などの分野にも進出を続け、住宅事業者とても大手になってきました。業界の垣根がどんどんとなくなってきている感じです。

2022年8月7日時点
株価 469円
1株あたりの配当 18円
年間優待金額 お買物優待券 500円×1枚(3月)
お買物優待券 500円×2枚(9月)
優待取得必要株数 100株
優待利回り(年間) 3.20%
配当利回り 3.84%
権利確定月 3月・9月

昨年末頃から、株価は大きく下落し、低空飛行を続けていたのですが、来年5月まで、発行株数の24%、2億株、1,000億円を上限とする自社株買いが発表されて、株価は大きく値を上げています。ただ、連結財務諸表に記載されている現金及び預金の額は600億円を下回る水準ですから、来年5月に向けて、キャッシュフローを生み出しながらの購入になるのだろうと思います。株主優待を効率よくいただくために、もう少し買い増ししようかと思っていたところだったので、正直、もう少しあとで発表して欲しかったのですが、仕方ありません。500円を下回っているうちは、追加購入を考えたいと思います。

株主優待は、ヤマダデンキ、ベスト電器等の店舗で使用できるお買い物優待券です。

上新電機と同じように、割引方式の優待で、お買い物金額1,000円につき1枚(500円分)の使用が可能になっています。一度の購入で最大50枚、25,000円分が使用できます。大型家電の場合、50,000円以上の商品も多いので、若干物足りなさはあるかもしれませんが、小型の商品の場合、半額になりますので、上新電機の実質1割引よりは大幅に使いやすいです。我が家では、毎回何かしらの商品を購入して使い切っていますが、それほど使い勝手の悪い優待ではないと感じています。

ヤマダホールディングスは、3月、9月に優待を発行しているものの、1,000株未満は、3月の方が発行枚数が少なくなっています。このため、我が家では1,000株の優待をいただけるよう、長期保有している100株を除き、900株をクロス取引しています。auカブコム証券の場合、クロス取引時点のヤマダホールディングスの株価だと、900株でも1,000株でも手数料は変わりませんので、約500円の手数料を支払えば、5,000円分の優待をいただけることになります。

お買物優待券の使い方

ヤマダホールディングスグループの各店舗で使用できます。ヤマダ電機だけだと思っている方もいるかもしれませんが、グループのベスト電器やマツヤデンキ、ツクモでも使用できます。下記の株主優待説明ページで、使用可能な店舗を確認することができますので、興味のある方はご覧ください。
お買い上げ1,000円ごとに1枚、1度の会計で50枚まで使用できます。会計時に優待券を提示すれば、その価格分値引きをしてくれます。50,000円以内の買い物であれば、実質支払いを半額にできるということです。だいぶお得ですよね。

https://www.yamada-holdings.jp/ir/yutai.html

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