ヤマダホールディングスの株主優待優待が届きました。
ヤマダホールディングスは、家電量販店首位のヤマダ電機を全国に展開している会社です。この9月には、大塚家具を完全子会社化することも発表されていますし、レオハウスを買収するなどによって、住宅事業でも業界上位の一角に成長しています。

ヤマダホールディングスの株価と株主優待
株主通信によると、新型コロナウィルス感染症の影響で、都市部の来店客数の減少はあったものの、郊外店やEコマース需要の増加により、全体的には好調に推移したとのことです。売り上げも伸びていますし、経常利益は100%以上ののびを記録しています。住宅事業の強化も続いており、レオハウスの完全子会社化、ヒノキヤグループの連結子会社化も紹介されています。
こうした事業の紹介はいいのですが、今回から大幅に改悪された株主優待については、全く説明がなく、改正後の内容が記載されているだけとなっています。保有株数や期間によっては、優待額が3分の1以下、3月期だけで見ると6分の1になるのですから、少しは説明があってもよかったのではないでしょうか。2月のリリースを見ていなければ、びっくりしてしまうと思います。

金額は大幅減額となってしまいましたが、ヤマダホールディングスの株主優待は、全国のヤマダ電機の各店舗等で使用できる割引券で、お買い物1,000円ごとに1枚(500円分)使用できます。実質50%OFFになる大変魅力的な優待です。

2021年7月13日時点 | |
株価 | 508円 |
1株あたりの配当 | 18円 |
年間優待金額 | お買物優待券 500円×1枚(3月) お買物優待券 500円×2枚(9月) |
優待取得必要株数 | 100株 |
優待利回り(年間) | 2.95% |
配当利回り | 3.54% |
権利確定月 | 3月・9月 |
配当利回りは、3.54%、改悪されたとはいえ、優待利回りも2.95%あり、トータルでは6%越えです。そういう意味では、これまでが異常だったのかもしれません。
参考までに、我が家の2020年3月期の優待は、100株保有で、500円券×2枚、さらに2年以上の長期保有で500円券×4枚、つまり、3月確定分だけで3,000円分ありました。なんと、6分の1への改悪です。9月は、通常分500円券×4枚、1年以上の長期保有分500円券×1枚で、2,500円でしたので、年間5,500円分、10%強の優待利回りだったものが、3分の1以下の2.95%までの急落です。家族全員で保有していましたので、この改悪は正直痛手です。ただ、ほかの優待と比較して、手放すレベルにはなっていないかなと思いますので、現段階では、とりあえず持ち続ける予定です。
お買物優待券の使い方
ヤマダホールディングスグループの各店舗で使用できます。ヤマダ電機だけだと思っている方もいるかもしれませんが、グループのベスト電器やマツヤデンキ、ツクモでも使用できます。下記の株主優待説明ページで、使用可能な店舗を確認することができますので、興味のある方はご覧ください。
お買い上げ1,000円ごとに1枚、1度の会計で50枚まで使用できます。会計時に優待券を提示すれば、その価格分値引きをしてくれます。50,000円以内の買い物であれば、実質支払いを半額にできるということです。だいぶお得ですよね。
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