GMO インターネット(9449)株主優待到着

株主優待・家計管理

2021年12月権利確定分のGMO インターネットの株主優待優待が届きました。

GMO インターネット は、日本がまだインターネットの黎明期であった1995年にインターネット事業を開始した会社です。余談ですが、私もこのころからインターネットに触りはじめました。当時は、パソコンをネットに接続して使用するというのはまだまだはじまったばかりで、今では標準があたりまえのネット接続機能もLANカードを後付けしなければならないような状況でした。秋葉原でカードを購入し、パソコンの拡張スロットに挿入し、ケーブルをつなげていたことが懐かしく思い出されます。
GMOインターネットグループは、GMOインターネットも含め、上場会社10社で構成される総合ネットグループです。私は、証券口座や暗号資産もGMOグループを活用していますので、日頃から大変お世話になっている会社です。

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GMO インターネット の株価と株主優待

売り上げ、利益とも拡大傾向ではありますが、株価は上下を繰り返しています。株価の変動を嫌い、クロスで優待を取得していた方もいらっしゃったかもしれませんが、今回郵送された株主優待の申し込み資料に、以前公表されていた6ヶ月以上の継続保有(2回連続株主名簿に同一株主番号で登載される必要)に加え、、基準日(権利確定日)以外の任意の日にも保有状況を確認(100株以上の保有)するという記載が追記されていました。任意の日の確認されるとなると、クロスでの取得は事実上ふさがれた格好になります。6ヶ月以上の継続保有に割り当て条件を変更する予告はされていましたので、端株保有をはじめていた方もいるかもしれませんが、任意の日に確認となると、対策のとりようがありません。

この株主優待の割り当て条件の変更(任意の日に確認すること)は、昨年、2021年10月29日付けで公表されていたようなのですが、私自身は、今回の手続き書類で初めて認識しました。我が家の場合は、継続保有銘柄なので、問題はないのですが、端株保有でクロス取得を考えていた方は、優待をとれなくなる方、すでにとれなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

任意の日に確認するというような制度変更は、インターネットへの掲載だけでなく、前回の優待資料に予告として記載してもらいたかったと思うのは、私だけでしょうか。GMOインターネットにとっては、クロス取引で優待を取得する方は、株主ではないのでしょうね。仕方ありません。ちなみに、端株保有で長期認定されていたリコーリースも、権利確定日以外の確認を開始しますが、確認日も公表されていますし、権利確定日以外の確認の最初となる今年9月からの変更を昨年11月には文書で予告がありました。これくらいの丁寧さはほしかったところです。これも余談ですが、せっかく丁寧にお知らせいただいたので、リコーリースは、長期保有する銘柄にしました。

株主優待に関する手続きは、専用のホームページから行うようになっていて、株主番号等の必要事項を入力すると、希望する優待サービスを選べるようになっています。前回に引き続き、GMOコインにおけるビットコイン付与もありますが、予告通り、1度きりのようなので、前回の優待でいただいた我が家は関係なしです。

GMOインターネットの株主優待は、GMOクリック証券やGMOグループのサービスを使用している場合、非常にお得です。私の場合は、証券口座やサーバー、暗号資産もGMOグループのサービスを使用していますので、優待をフルに活用させていただいています。

2022年4月17日時点
株価 2,546円
1株あたりの配当 52.7円(2021年12月期実績)
年間優待金額 GMOクリック証券における売買手数料等のキャッシュバック
グループサービスの利用料優待
GMOコインにおけるビットコイン付与
優待取得必要株数 100株
優待利回り(年間) 8.68%(優待額22,100円の場合)
証券キャッシュバック5,000円×年2回
グループサービス5,000円×年2回
ビットコイン2,100円
配当利回り 2.07%
権利確定月 6月・12月

GMOクリック証券での売買手数料のキャッシュバックを上限まで受け、グループサービスの利用料も上限の5,000円、ビットコインの付与も受けたとすると、年間の還元額はなんと22,100円、優待利回りは7.81%にも達します。ビットコインの付与は1度だけなので、それをのぞき、20,000円として計算しても、7.86%、配当利回りも2%越えなので、今期は10%に届きそうな状況でした。

株主優待の手続き方法

手続き案内に記載されているホームページにアクセスします。

株主番号等の必要事項を入力します。

申し込み画面を選択すると、次の画面になります。
前回の申し込み画面では、重要なお知らせはIR情報メールの配信だけだったのですが、今回、株主優待制度についての補足説明が追加となっており、この中に、これまでご紹介した任意の日に保有確認を行うという内容が記載されています。

必要事項を入力した上で、利用上の注意に同意し、決定をクリックすると入力内容の確認画面になります。さらに決定をクリックすると、優待を受けたいサービスを選択できるようになります。

優待内容は大きく下記の3つに分かれていますので、それぞれ申請を行います。

GMOクリック証券の手数料キャッシュバックは、証券口座の情報を入力する必要があります。
入力内容の確認を行って申請完了です。

グループサービス料の割引申請は、サービス内容によって申請先が異なるため、利用したいサービスを選んで申請します。下記は、選択できるサービス一覧です。

我が家では、「お名前.comレンタルサーバー」の「Microsoft365」を利用しているので、 「お名前.comレンタルサーバー」 を選択しています。
申請をクリックすると、「お名前ID」を入力する画面になりますので、入力して決定し、申請完了です。

最後に、ビットコインの付与を申請します。ビットコインの付与には、GMOコインの口座が必要となるため、まず、口座開設の確認があります。いいえを選択すると、口座の開設を求められます。はいを選択すると、GMOコインの口座に登録しているメールアドレスを入力できるようになりますので、必要事項を入力し、申請でします。

GMOコインの口座開設のキャンペーンを兼ねているのか、付与は1回限りです。我が家の場合は、前回申請していますので、今回は申請できません。ちょうど、今回の記事を作る直前、ビットコインを付与したとのメールが届いていました。
なお、申請画面を確認されたい場合は、前回の権利確定分の記事をご参照ください。

全ての申請が完了すると、申し込み画面でも完了が確認できますし、申請時に入力したメールアドレスに受付を完了した旨のメールが届きます。

複数のサービスに申請を行わなければならない手間はありますが、入力しなければならない項目は少ないですので、それほど時間のかかる作業ではありません。数百円というような優待ではありませんので、十分やる価値はあると思います。GMOインターネットは四半期配当を実施しているということもあり、我が家ではクロス取引ではなく、継続保有している銘柄です。なお、GMOインターネットの株主優待に関する詳しい内容は、下記のWebサイトをご確認ください。

株主優待|投資家情報|GMOインターネットグループ株式会社
GMOインターネットグループの株主・投資家のみなさま向けの情報を掲載しています。【東証プライム上場 証券コード9449】

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