東京センチュリー(8439)株主優待到着

株主優待・家計管理

少し時間がたってしまいましたが、2022年3月権利確定分の東京センチュリーの株主優待優待が届きました。東京センチュリーの株主優待は、クオカードと連結子会社のニッポンレンタカーで使用できる優待割引券です。

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東京センチュリーとは

東京センチュリーは、伊藤忠系の旧センチュリー・リーシング・システムと、旧第一勧銀系の東京リースが合併して誕生した会社で、銀行色は薄く、事業投資や海外事業を強化しているようです。みずほ系のリース会社は、みずほリースや芙蓉総合リースなどがありますので、いずれ再編ということもあるのかもしれません。ただ、東京センチュリーの場合、NTTと資本業務提携を締結したり、伊藤忠商事、NTTを割当先に第三者割当増資を実施し、伊藤忠商事が29.8%、NTTが9.9%の株式を保有していますので、すでにみずほ色は薄くなっています。現在、みずほ銀行の持ち株比率は3.8%しかありません。

東京センチュリーの株価と株主優待

株主通信によると、資産残高は、2022年3月末で、4兆8,794億円となっています。それほどののびはありませんが、昨年の増加額よりは増えています。ただ、2023年3月期の純利益は大幅に下がると見込まれています。この中で配当を維持するとしているので、配当性向は9割に近くまで跳ね上がります。会社の説明では、純利益の減少は、ロシアの航空会社向けリース機体の特別損失によるもので、一過性であり、長期的かつ安定的な利益還元には影響を与えるものではないとしています。株価の方は、コロナショック後、大きく値を上げた後21年の年初頃をピークに下げ続けています。最近、若干上向きかなという感じはありますが、21年の高値からは半値以下に落ち込んだままです。

優待品は、クオカードに加え、連結子会社のニッポンレンタカーの優待割引券がいただけます。また、株価を踏まえると、かなりの投資額になりますが、1,000株以上保有すると、長期保有の優遇も受けられます。

2022年7月5日時点
株価 4,505円
1株あたりの配当 143円
年間優待金額 クオカード2,000円
ニッポンレンタカー優待割引券3,000円分
(1,000株以上の保有適用される継続保有制度あり)
優待取得必要株数 100株
優待利回り(年間) 1.11%
配当利回り 3.17%
権利確定月 3月

 

株価が低下傾向なので、利回りは上昇しています。配当利回りは3.17%、使える方は限られてしまうのかもしれませんが、ニッポンレンタカーの優待割引券も込みの優待利回りが1.11%、合計すると4%は超えます。継続保有による優遇制度もありますが、1,000株以上保有しないと適用されません。優待利回りは逆に低下してしまいますので、あまり有利なものではありません。

ニッポンレンタカーの優待券を使用できない場合、クオカードのみでは、0.44%まで優待利回りが低下してしまいます。レンタカーを定期的に利用される方ならいいのですが、我が家はクルマを所有してるので、ほぼ機会がありません。このため、フリマアプリで処分していることが多いです。だいたい2,000円程度で購入されることが多いので、クオカードと合わせ、4,000円程度の優待、利回りとしては、0.9%ぐらいになっています。

クオカードの使い方

一方、クオカードは、約6万店で使用できる全国共通のギフトカードです。ローソンやセブンイレブンといったコンビニのほか、マツモトキヨシやデニーズ、エネオスの一部店舗や紀伊國屋書店(一部店舗除く)でも使用できます。非常に使いやすいギフトカードです。全国的なチェーンでなくても使用できることも多いので、使用する場所に困ったときは、一度使用できる店舗を確認してみてはいかがでしょうか。案外、近くの店で使用できるところが見つかるかもしれません。

我が家では、最近の燃料高騰対策の一つとして、ガソリンの購入にクオカードを使っています。あまり使用できる店舗がないのが残念なのですが、少し離れたところに使えるところを見つけましたので、積極的に活用しています。エネオスの店舗は多いので、もっと利用できるようにしてくれればいいのにと思いつつ、少し足を伸ばすくらいで実質的に半額以下になるような値引きで燃料を入れられるので、クオカードの優待銘柄は、積極的に獲得しているところです。

使えるお店 | 【公式】ギフトといえばQUOカード(クオカード)
QUOカードをご利用いただける全国の加盟店をご紹介します。

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