東京センチュリーの株主優待優待が届きました。
東京センチュリーは、伊藤忠系、旧第一勧銀系の会社が合併したリース会社で、銀行色は薄く、事業投資や海外事業を強化しているようです。合併した会社の多くは、合併前の企業情報も沿革に記載すると思うのですが、東京センチュリーは、2009年の合併後の情報しかありません。主要株主を見ると、伊藤忠商事、みずほ銀行が並んでいるという感じです。ほかに、中央日本土地建物、日本電信電話との記載もあります。
株主通信によると、国内リース事業の分野では、日本通運とや損保ジャパンと共同出資する会社を設立したりしているようです。

東京センチュリーの株価と株主優待
株主通信によると、資産残高は、2021年3月末で、4兆8,005億円となっているとのことです。前期からののびは今ひとつですが、一応増加とはなっています。年間配当は、前期に比べ2円増加の138円と増配が続いています。株価は、前期末よりは上昇していますが、業績や市場全体の動きを反映しており、最近は、低下傾向です。
優待品は、クオカードに加え、連結子会社のニッポンレンタカーの利用券がもらえます。あまり有利な制度とはなっていませんが、長期保有の優遇もあります。
2021年7月11日時点 | |
株価 | 5,540円 |
1株あたりの配当 | 138円 |
年間優待金額 | クオカード2,000円 ニッポンレンタカー優待割引券3,000円分 (1,000株以上の保有適用される継続保有制度あり) |
優待取得必要株数 | 100株 |
優待利回り(年間) | 0.90% |
配当利回り | 2.49% |
権利確定月 | 3月 |
配当利回りは2.49%、優待利回りが0.90%(ニッポンレンタカーの優待券込み)とまぁまぁです。継続保有による優遇制度もありますが、1,000株以上保有しないと適用されませんので、あまり有利なものではありません。

ニッポンレンタカーの優待券を使用できない場合、クオカードのみでは、0.36%まで優待利回りが低下してしまいます。レンタカーを定期的に利用される方ならいいのですが、我が家はクルマを所有してるので、ほぼ機会がありません。このため、フリマアプリで処分していることが多いです。だいたい2,000円程度で購入されることが多いので、クオカードと合わせ、4,000円程度の優待、利回りとしては、0.7%ぐらいになっています。

クオカードの使い方
一方、クオカードは、約6万店で使用できる全国共通のギフトカードです。ローソンやセブンイレブンといったコンビニのほか、マツモトキヨシやデニーズ、エネオスの一部店舗や紀伊國屋書店(一部店舗除く)でも使用できます。非常に使いやすいギフトカードです。全国的なチェーンでなくても使用できることも多いので、使用する場所に困ったときは、一度使用できる店舗を確認してみてはいかがでしょうか。案外、近くの店で使用できるところが見つかるかもしれません。

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