だいぶ時間がたってしまいましたが、ケーズホールディングスの株主優待優待が届きました。
ケーズホールディングスは、北関東を地盤に、家電量販店のケーズデンキを展開している会社です。各地の電気店をグループ化しながら、全国に店舗網を広げてきました。売上高の規模でいうと、ヤマダ電機に続く業界2位の座をビックカメラ、エディオンと争っているようなところでしょうか。

創業は、ヤマダ電機よりも古い1947年、会社のホームページを見ると、昭和30年当時の店舗の写真が紹介されており、看板には「ナショナルテレビ」の文字が確認できます。ヤマダ電機もそうでしたが、ナショナルチェーンは、すごい広がりだったんだなぁと改めて感じさせられます。
ケーズホールディングスの株価と株主優待
給付金特需の反動や長雨の影響が響き、売上高は減少、利益も大幅減となっています。こうしたこともあり、株価はやや下落傾向です。まだコロナショック時の下げには達していませんが、下落傾向が続いていますので、これ以上下げると、コロナショック時に拾った株主も売りに転じることもあるでしょうから、さらに下げる可能性もあるかもしれません。
我が家では、このケーズホールディングスやヤマダホールディングス、ビックカメラ、エディオンと家電量販店の株主優待を取得していますが、長期的に買い増ししている銘柄は今のところありません。コロナウィルスの感染拡大による経済への影響もまだ続くでしょうし、巣ごもり需要も一巡していると思いますので、しばらくは優待はクロス取引のみで取得しようと思っています。

2021年1月10日時点 | |
株価 | 1,092円 |
1株あたりの配当 | 40円 |
年間優待金額 | 株主ご優待券 1,000円×1枚×2回(3月・9月) |
優待取得必要株数 | 100株 |
優待利回り(年間) | 1.83% |
配当利回り | 3.66% |
権利確定月 | 3月・9月 |
株価が低下していることもあり、配当利回りは3.66%、優待利回りが1.83%あり、トータルでは5%を越える水準になっています。また、ケーズホールディングスでは、ヤマダホールディングスが廃止した継続保有による優遇措置を新たに導入していて、長期保有の認定を受けられると、優待額が2倍、年間4,000円になるという制度になりました。この場合、優待利回りは、配当利回りと同じ3.66%、トータル7%越えになります。ヤマダホールディングスの株主優待が大幅に改悪された今、継続保有による優遇措置が設けられたケーズホールディングスは、株主優待としては非常に魅力的になっています。

お買物優待券の使い方
ケーズデンキ全店舗で使用できます。ヤマダホールディングスの株主優待券と異なり、優待券のみでの支払いも可能です。おつりは出ませんが、1,000円未満の支払いにも使用できますので、使い勝手は非常にいいと思います。
電池などの少額商品の購入時だけでなく、1回の会計で32枚、32,000円分の優待券の使用が可能なので、そこそこの商品なら、優待券のみで支払うことができます。また、商品代の他、工事代金、修理、部品代金の支払いにも使えます。だいぶお得になりますよ。
継続保有制度が導入されたことから、端株保有で認定されるか試してみようと思っています。結果が出ましたら、またご報告したいと思います。
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