ゼンショーホールディングス(7550)株主優待到着

株主優待・家計管理

ゼンショーホールディングスの株主優待優待が届きました。

ゼンショーホールディングスは、牛丼「すき家」や、回転寿司「はま寿司」、ファミレス「ココス」などを展開する外食最大手です。多くの外食産業同様、お得の株主優待を実施しています。

(2021年7月ブランド一覧「会社WebSiteから」)
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ゼンショーホールディングスの株価と株主優待

事業報告によると、新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受けて、政府や自治体から外出の自粛要請や営業時間短縮要請が出されたことから、厳しい状況が続いているとのことです。売り上げは、前年比5.6%の現、営業利益は、42.2%の大幅減となっています。一方、株価の方は割と堅調に推移しており、クロスで取得するための資金的なハードルは上がってきています。

優待品は、ゼンショーグループの各店舗で使用できる優待券です。300株以上の株主は、すき家の牛丼の具など、代替品を申し込むこともできます。

2021年7月7日時点
株価 2,876円
1株あたりの配当 20円
年間優待金額 グループ各店舗で使用できる優待券 2,000円分
優待取得必要株数 100株
優待利回り(年間) 0.70%
配当利回り 0.70%
権利確定月 3月・9月

配当利回りは0.7%、優待利回りも0.7%となっており、効率がいい銘柄ではありません。ただ、多くの銘柄が、保有株式数を増やすと大幅に利回りが低下する中、1,000株所有しても、利回りが下がることなく、逆に少し効率が上がるというクロス取引にはありがたい銘柄です。今回我が家では、1,000株をクロスし、12,000円分の優待券をいただきました。実際の取引状況は、下記の通りです。

証券会社 auカブコム証券
実行価格 2,959円
株数 1,000株
手数料 買(受) 1,210円
売(渡) 1,210円
金利・貸株料 684円
優待金額 12,000円
実質利益 8,896円
実質利回り 0.30%

手数料や金利、貸株料で3千円ちょっとかかっていますので、実質的な利益は8,896円、現物を購入するのに必要な額で利回りを計算すると、0.3%になります。手間の割には少ないなと思われる方もいるでしょうし、数日間、ちょっとした手間をかけるだけで、銀行金利を大きく超える利回りが確保できると感じる方もいると思います。また、利回りと考えるのではなく、ゼンショーのブランドで外食される方にとっては、約3千円で、4倍の1万2千円飲食できるのですから、実に75%引きに近い状態を実現できるチケットを手に入れられることになります。今は、コロナウィルスの感染拡大の影響で、気軽に外食という雰囲気ではありませんが、もう少し状況が改善すれば、家計の負担を小さくしつつ、外食を楽しむための有力なツールになってくれると思います。

優待銘柄が少なく、クロスで取得できるものがないときもありますが、2月、3月、6月、8月、9月、12月は、そこそこ実行できます。0.3%を6回回転できれば、1.8%。我が家では、ほとんどリスクなく取り組めるクロス取引は、少しの手間をかける価値はあるのではないかと思い、こつこつ実行しています。

株主様お食事ご優待券の使い方

株主様お食事ご優待券は、会計時に渡すだけで使用できます。以前は、この優待券での支払い分もポイントの対象でしたが、2021年7月1日から対象外になってしまったようです。少しのことではありますが、もらえていた優待がなくなるのは、さみしいですね。優待券を送ることで、すき家の牛丼の具など、代替品をもらうこともできます。どのような商品をもらえるかは、下記の株主優待の説明ページに紹介されています。

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株主の皆様にゼンショーグループをよりご愛顧いただくために、株主優待制度をご用意しています。

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