2022年9月権利確定分、ワタミの株主優待優待が届きました。
ワタミの株主優待は、ワタミグループの飲食店やワタミの宅食で使用できる優待券です。保有株式数によって、発行される枚数が変化し、100株で8枚、4,000円分、1,000株以上で30枚、15,000円分となっています。今回、我が家は500株をクロスし、10,000円分の優待券をいただきました。

ワタミとは
ワタミの四季報を見ると、最初に居酒屋「鳥メロ」等を国内外で展開とあり、焼肉、唐揚げを育成中、高齢者向け宅食サービスが収益の柱と記載されています。大学時代や、卒業して間もない頃に、居酒屋和民を利用していた私からすると、ワタミのイメージは、赤色の看板「和民」しかなかったので、久しぶりにこの株を購入し、業態の変化に驚いたところです。
Wikipediaによると、もう「和民」を冠する居酒屋はないようです。社員の過労自殺や介護施設での事件や事故などで、企業イメージが大きく毀損しましたから、新しいブランドに一新し、イメージを変えていく必要があったんでしょうね。

和民の株価と株主優待
ワタミの株価は、コロナショック後、大きく上下を繰り返していたものの、2022年になると、低い水準で横ばいが続いていました。それが、11月になると、上期の決算がよかった影響なのか、大きく回復してきています。


中間決算説明会の資料では、2023年3月期の配当として10円(21年、22年は無配)との記載もあり、下期の業績にも一定の明るさを見通していることがうかがえます。

2022年11月27日時点 | |
株価 | 1,076円 |
1株あたりの配当 | 0円 |
年間優待金額 | 優待券 500円×8枚=4,000円×2回 |
優待取得必要株数 | 100株 |
優待利回り(年間) | 7.43% |
配当利回り | 0.0% |
権利確定月 | 3月・9月 |
予想通りの増配になれば、配当利回りで約1%、優待利回りで7.43%、あわせて8%越えの銘柄となります。ただ、ワタミの株主優待は、使用枚数に制限があり、少し使いづらいので、使用方法については、事前にしっかりと確認しておく必要があります。

参考に、外食での注意点を紹介しておきます。大きいのは、ランチタイムには使用できないこと、テイクアウトには使用できないこと、一人あたり、1回につき500円(1枚)しか使用できないことでしょうか。宅食の方でも、同じように使用制限があります。
500株の所有で10,000円分(20枚)付与してもらえますが、使い方を考えておかないと、すべて消化するのは難しいかもしれません。

優待券の使い方
優待券の使い方は簡単で、会計時に渡すだけです。お一人様につき1枚、500円分しか使用できませんので、その点は注意が必要です。また、グループの店舗の中にも使用できないブランドがあるので、そこは事前に確認しておきましょう。

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