少し時間がたってしまいましたが、2022年3月権利確定分の南陽の株主優待優待が届きました。南陽の株主優待はクオカードです。

南陽とは
南陽は、福岡県に本社があり、産業機器や建設機械の販売、リースなどを行っている会社です。社名からは何をやっている会社なのか全然想像できませんが、売り上げの状況を見ると、産業機器事業が最も大きくなっています。設立当初は、西日本ベアリングという社名で、南陽の商号になったのは、1992年です。

取り扱っている商品ごとに、主要な仕入れ先が紹介されていますので、様々な機械を扱っている商社という感じです。

南陽の株価と株主優待
2022年3月期は、売上高、経常利益とも増加しています。先行きは不透明としていますが、建設機械事業は2020年夏の熊本豪雨災害復旧関係の需要が続いているようですし、産業機器事業は、半導体製造装置販売が伸びているようです。

株価は、コロナショックによる大幅な下げから徐々に回復したあと、昨年夏頃をピークにじわじわと下げてきているような状況です。建設機械も産業機器もコロナウィルスの感染拡大の影響を受け、部品や半導体不足などによって、不安定な状況で推移していることが影響しているのかもしれません。ロシアによるウクライナへの侵攻もあり、すぐに不安定な状況が改善される見通しは低いため、株価も今の状況が続くかもしれません。
優待品は、クオカードです。保有期間が3年以上になると、1.5倍、1,500円に増額されます。
2022年7月10日時点 | |
株価 | 1,784円 |
1株あたりの配当 | 82円 |
年間優待金額 | クオカード1,000円 |
優待取得必要株数 | 100株 |
優待利回り(年間) | 0.56% |
配当利回り | 4.60% |
権利確定月 | 3月 |
優待利回りは0.56%、長期認定されたとしても0.84%しかありません。ただ、配当利回りは4.6%ありますし、23年3月期も1円ではありますが、増配見通しです。PBRは0.82しかありませんし、PERも11.9です。今後も安定して配当が期待できると考えるなら、長期保有でもかまわないかなと思う銘柄です。我が家は、今後の半導体見通しがどうなるのか想像できませんし、クオカードの優待は廃止されることも考えられるので、今のところは、クロスでの取得です。

クオカードの使い方
クオカードは、約6万店で使用できる全国共通のギフトカードです。ローソンやセブンイレブンといったコンビニのほか、マツモトキヨシやデニーズ、エネオスの一部店舗や紀伊國屋書店(一部店舗除く)でも使用できます。非常に使いやすいギフトカードです。全国的なチェーンでなくても使用できることも多いので、使用する場所に困ったときは、一度使用できる店舗を確認してみてはいかがでしょうか。案外、近くの店で使用できるところが見つかるかもしれません。
我が家では、最近の燃料高騰対策の一つとして、ガソリンの購入にクオカードを使っています。あまり使用できる店舗がないのが残念なのですが、少し離れたところに使えるところを見つけましたので、積極的に活用しています。エネオスの店舗は多いので、もっと利用できるようにしてくれればいいのにと思いつつ、少し足を伸ばすくらいで実質的に半額以下になるような値引きで燃料を入れられるので、クオカードの優待銘柄は、積極的に獲得しているところです。


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