全国保証(7164)株主優待到着

株主優待・家計管理

少し時間がたってしまいましたが、2022年3月権利確定分の全国保証の株主優待優待が届きました。全国保証の株主優待は、クオカードです。

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全国保証とは

全国保証は、独立系の信用保証の最大手で、主に住宅ローンの連帯保証を引き受けている会社です。親会社にメガバンクがいるわけではありませんが、大株主には富国生命や明治安田生命、太陽生命など、生命保険会社が連なっています。国内の金融機関の統合などの影響が出ているのか、今年の事業報告で確認できる範囲だと、2018年の750金融機関から徐々に数を減らし、2021年度は733になっています。ただ、減らしているとはいえ、現状でも、全国700を超える金融機関と提携しています。

全国保証の株価と株主優待

2022年3月末時点で、保証債務残高は15.4兆円と、かなりの規模です。ここ数年は毎年1兆円程度ずつ残高が増加していましたが、2021年3月期は、約7千億円程度と伸びは鈍化しているようです。ただ、債務保証残高の伸びに比例して、利益も積み上がってきており、順調に成長しているようです。一方株価の方は、昨年秋に高値をつけた後、右肩下がりで下がり続けています。コロナ禍で、住宅ローンの返済に苦労しているというニュースも聞きますので、今後、順調な業績に影響が出始めるのではないかと心配している方が多いのかもしれません。

優待品は、クオカードとなっており、長期保有の優遇もあります。

2022年7月2日時点
株価 4,200円
1株あたりの配当 133円
年間優待金額 クオカード3,000円(継続保有優遇+2,000円)
優待取得必要株数 100株
優待利回り(年間) 0.71%
配当利回り 3.17%
権利確定月 3月

株価が低下してきている中で、増配となっていますので、配当利回りは3%を超えて、3.17%、優待利回りは0.71%になり、トータルすると4%に届こうかという水準になってきています。1年以上継続保有すれば、+2,000円の追加を受けられますので、計5,000円分になり、優待利回りが1.18%、合計すると4%越えとなります。ただし、全国保証は端株では長期保有の認定を受けられませんので、100株以上保有するか、3月だけでなく、9月にもクロスする必要があります。

全国保証の場合は、公式サイトに3月末と9月末に確認している旨の記載がありますので、9月末のクロスで長期認定されるのではないかと思いますが、中間時期以外にも保有株数を確認する銘柄もあるようですので、9月にクロスするだけでいいかは不明です。我が家の場合は、9月も優待銘柄が多いので、空クロスする資金がもったいないと感じてしまいますし、そもそも忘れていることが多く、実行したことがありません。+2,000円になりますので、余裕があれば、考えてみたいとは思います。

クオカードを株主優待としている多くの会社では、株式関係の書類と優待を一緒に送ってくることが多いのですが、全国保証は、しっかりと経費をかけ、簡易書留で郵送されてきます。

クオカードの使い方

クオカードは、約6万店で使用できる全国共通のギフトカードです。ローソンやセブンイレブンといったコンビニのほか、マツモトキヨシやデニーズ、エネオスの一部店舗や紀伊國屋書店(一部店舗除く)でも使用できます。非常に使いやすいギフトカードです。全国的なチェーンでなくても使用できることも多いので、使用する場所に困ったときは、一度使用できる店舗を確認してみてはいかがでしょうか。案外、近くの店で使用できるところが見つかるかもしれません。

最近ガソリンの値段が高騰しているので、使用できるガソリンスタンドを検索してみると、ほんの一部のエネオススタンドやJAのスタンドでも使用できるところがあるようです。株主優待がクオカードのところは多いですし、クロスで取得すれば、一時的な資金は必要となるものの、経費だけを考えれば、額面の1割から2割程度で手に入れることができる銘柄もありますので、相当お得になると思います。我が家では、少しでも燃料費の負担を下げるため、クオカードの優待銘柄は、積極的に獲得しているところです。

使えるお店 | 【公式】ギフトといえばQUOカード(クオカード)
QUOカードをご利用いただける全国の加盟店をご紹介します。

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