少し時間がたってしまいましたが、2022年3月権利確定分の三菱ロジスネクストの株主優待優待が届きました。三菱ロジスネクストの株主優待はクオカードです。

三菱ロジスネクストとは
三菱ロジスネクストは、株主優待のクオカードのデザインにも使用されていますが、フォークリフトの大手です。四季報上の設立は、1937年8月になっています。会社のWikiを見てみると、この年、日本輸送機株式会社が設立されたことになっていますので、会社の歴史としては、この日本輸送機が発祥のようです。その後、2007年に、三菱重工が第三者割当を引き受け、2013年には、三菱重工のフォークリフト事業を承継し、ニチユ三菱フォークリフトに商号変更しています。その後、資本関係が整理され、2017年に、現在の商号、三菱ロジスネクストに変更されています。

フォークリフトを中心に、物流に関する事業も行っているようです。

三菱ロジスネクストの株価と株主優待
決算説明資料を見ると、売上高は前年比18.9%の伸びで、過去最高を更新したとのことです。世界経済のコロナ禍からの復調によって、フォークリフトの需要も回復しているようです。

決算説明資料の参考資料として、株価の推移も記載されています。コロナショックで株価が大きく下落し、700円を割ろうかという水準まで落ち込んでいました。その後は、徐々に回復を見せていたものの、昨年夏以降は徐々に下がるという状況でしたが、5月に750円を割り込んだ後は、少し回復している状況です。

2023年3月期の見通しとしては、販売台数売上高とも増加の予想となっており、配当も1円増配の9円としています。
優待品は、クオカードです。
2022年7月14日時点 | |
株価 | 912円 |
1株あたりの配当 | 8円 |
年間優待金額 | クオカード1,000円(長期優待あり) |
優待取得必要株数 | 100株 |
優待利回り(年間) | 1.10% |
配当利回り | 0.88% |
権利確定月 | 3月 |
優待利回りは1.10%、配当利回りは0.88%、合わせても2%程度しかありませんので、利回りを期待して購入というという状況ではありません。ただ、優待については、2年以上の継続保有で、優待額が倍の2,000円になります。この場合の優待利回りは2.2%。少しよくなった感じです。

クロスでの優待取得が非常に有利!
配当利回り、優待利回りは十分とはいえませんが、三菱ロジスネクストは、クロス取引で優待を取得すると、非常にお得な銘柄です。先ほどご紹介した株主優待が新設されたときのお知らせには、継続保有の判定条件が記載されています。これによると、毎年3月31日時点で、同一株主番号で連続3回以上記載されることが条件とあります。我が家の場合、2022年3月期は、端株保有で長期認定されましたので、3月末以外は保有株数チェックを行っていないと思われます。クロスに必要だった経費は、わずか202円です。約定金額に対する利回りを計算すると、1.9%を超えます。やらない理由がないくらいお得です。クロスで優待を取得される方は、端株保有をおすすめします。

クオカードの使い方
クオカードは、約6万店で使用できる全国共通のギフトカードです。ローソンやセブンイレブンといったコンビニのほか、マツモトキヨシやデニーズ、エネオスの一部店舗や紀伊國屋書店(一部店舗除く)でも使用できます。非常に使いやすいギフトカードです。全国的なチェーンでなくても使用できることも多いので、使用する場所に困ったときは、一度使用できる店舗を確認してみてはいかがでしょうか。案外、近くの店で使用できるところが見つかるかもしれません。
我が家では、最近の燃料高騰対策の一つとして、ガソリンの購入にクオカードを使っています。あまり使用できる店舗がないのが残念なのですが、少し離れたところに使えるところを見つけましたので、積極的に活用しています。エネオスの店舗は多いので、もっと利用できるようにしてくれればいいのにと思いつつ、少し足を伸ばすくらいで実質的に半額以下になるような値引きで燃料を入れられるので、クオカードの優待銘柄は、積極的に獲得しているところです。

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