カーブスホールディングスの株主優待優待が届きました。
ただ、株主優待品とはいっても、会社の公式サイトに説明されているものではありませんので、今後も継続されるものなのかは分かりません。とはいえ、今回ご紹介する優待品は、これまでもいただいてきたものなので、隠れ株主優待品といえるものではないかと思います。
カーブスホールディングスは、2020年にコシダカホールディングスから分社化される形で上場した会社です。我が家は、コシダカホールディングスの株式を保有していましたので、上場当初から保有しています。主な事業は、女性向けのフィットネスで、一時は国内で2,000を越える規模で店舗を展開していたようですが、現在は、不採算店舗の閉店統合を進め、1,950店あまりになっているようです。最近は、男性向けの「メンズ・カーブス」の展開もはじめているようです。

カーブスホールディングスの株価と株主優待
直近1月に開示されている四半期報告書によると、同期比で見ると売上高や利益も改善していることが分かります。人が集まる場所を提供する事業ですから、コロナウィルスの感染拡大の影響があるでしょうが、徐々に回復してきているようです。株価の方は、長期的に下げてきていましたが、今年に入っては、横ばいといった感じとなっています。
株主優待品は、公式には、8月の権利確定で500円分のクオカードということになっていますが、そのほかにもカーブスの無料体験チケットが提供されています。いわゆる隠れ優待です。

今回ご紹介する株主優待は、無料体験チケット、クオカードとも、公式サイトには記載のないものです。クオカード500円分は、公式サイトに紹介されているものではないの?と思われるかもしれませんが、このクオカードは、株主関係書類に同封されているアンケートに回答すればもらえるもので、権利確定でいただける500円とは別のものになります。
カーブズに興味のない方にとって、無料体験チケットはあまり意味がありませんが、クオカードは使用できるので、アンケートに回答すれば、下記の表の括弧書きの優待がいただけることになります。
2022年3月20日時点 |
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株価 | 717円 |
1株あたりの配当 | 5円 |
年間優待金額 | クオカード 500円(1,000円) |
優待取得必要株数 | 100株 |
優待利回り(年間) | 0.70%(1.39%) |
配当利回り | 0.70% |
権利確定月 | 8月 |
アンケートの回答によるクオカード進呈がいつまで続くか分かりませんが、今回送付のあった500円分クオカードを考慮すると、優待の年間利回りは1.39%になります。さらに、このアンケート回答によるクオカードの進呈は、端株所有株主に対しても行われていますので、実は1株、700円あまりを所有すれば、500円分クオカードがもらえます。これを優待利回りと考えると、実に7割にも達します。今のところ、分社化以来続いていますが、さすがにこれが続くとは考えにくいですし、公式の優待利回り、配当はそれほどではありませんので、これから端株保有を検討される方は、慎重に判断してください。
クオカードの使い方
クオカードは、約6万店で使用できる全国共通のギフトカードです。ローソンやセブンイレブンといったコンビニのほか、マツモトキヨシやデニーズ、エネオスの一部店舗や紀伊國屋書店(一部店舗除く)でも使用できます。非常に使いやすいギフトカードです。全国的なチェーンでなくても使用できることも多いので、使用する場所に困ったときは、一度使用できる店舗を確認してみてはいかがでしょうか。案外、近くの店で使用できるところが見つかるかもしれません。
最近ガソリンの値段が高騰しているので、使用できるガソリンスタンドを検索してみると、ほんの一部のエネオススタンドやJAのスタンドでも使用できるところがあるようです。株主優待がクオカードのところは多いですし、クロスで取得すれば、額面の70%から50%で手に入れることができますので、少しでも燃料費の負担を下げるため、クオカードの優待銘柄は、積極的に獲得していきたいと思います。

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