デンヨー(6517)株主優待到着

株主優待・家計管理

少し時間がたってしまったのですが、2022年3月権利確定分のデンヨーの株主優待が届きました。
デンヨーの株主優待は、お米券です。

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デンヨーとは

デンヨーは、1948年、日本電気溶接機材として設立された会社で、デンヨーという商号になったのは、1966年のことです。電気溶接から、デンヨーなんでしょうね。設立時の社名の通り、元々はエンジン溶接機の開発、生産からスタートし、エンジン発電機の生産は、少し遅れて1961年からとなっています。時期的には、エンジン発電機の生産が進み、溶接だけではないということから、社名変更した感じかもしれませんね。現在の売り上げ構成は8割が発電機となっており、溶接機は10%ににも満たない状況です。

可搬型エンジン発電機、溶接機ではトップです。溶接機を見ることはあまりありませんが、発電機の方は、大型のイベントなど見かけることがあります。会社の公式サイトでも、野外音楽フェスを支えているとの記述もあります。家庭用の発電機とは比べものにならないくらい大きいですが、どのくらいの電力を供給できるものなんでしょうか。イベントだけでなく、非常用発電機など、電気が必須となった現代社会では欠かせない機械だと思います。

デンヨーの株価と株主優待

決算説明資料の中に、過去30年間の業績の推移が記載されています。それを見ると、2011年の東日本大震災以降、業績が大きく伸びていることがわかります。それまであまり注目されてこなかった災害時の電力確保の重要性が意識され、可搬型エンジン発電機が非常用発電機として、ビル等に設置されてきているのではないかと思います。一定設置が進めば、売上も減少するかもしれませんが、法定の耐用年数は15年ほどのようですし、どんどん電気を使用する設備が増え、容量を増やすということもあるでしょうから、今ぐらいの水準の売上が続くのかもしれません。実際、会社の予想も売上規模はあまり変化がない見通しとなっています。

株価の方は、コロナショック後、すぐに値を戻し、2020年の秋頃には2,500円を超える高値をつけますが、その後、じりじりと下げ、今年の安値は、1,510円と、コロナショック時の株価に近づいています。それほど業績や利益が落ち込んでいるわけでもありませんし、2023年3月期は、1円ではありますが、増配の見通しなので、株価が沈んでいる理由がよくわかりません。海外売上が約4割あり、想定の為替レートも1ドル/110円なので、利益は上振れの方向だと思うのですが、海外工場で生産しているから、増益には貢献しないのかもしれませんね。

2022年7月31日時点
株価 1,628円
1株あたりの配当 47円
年間優待金額 お米券 2kg分(880円相当)
優待取得必要株数 100株
優待利回り(年間) 0.54%
配当利回り 2.89%
権利確定月 3月

株主優待は、お米券です。

配当利回りは2.89%、優待利回りは0.54%、あわせても3.5%に届きません。株価の上昇を期待した買いはあるかもしれませんが、配当、優待狙いで取得する銘柄ではない状況です。我が家では、今のところ、株価上昇を期待して買うタイミングではないかなと思っているので、今回も、クロスで取得です。約定金額に対して、0.35%の利回りというのは、お米券としてはこんなものかなという感じですが、2kgというのは、手間の割に実益が少ないので、株数を増やしてもいいので、せめて3kgからにしてほしいなぁと思ったりはします。まぁ、3月なので、ついでにクロスすればいいだけなんですけど。

お米券の使い方

お米券は、あまりなじみのない商品券かもしれませんが、全国のスーパーやドラッグストアなどでも使用できます。クオカードが使用できないスーパーで使用できますので、使い勝手はよいと思います。また、お米券という名前から、お米の購入にしか使えないと思われている方も多いかもしれませんが、お米以外にも使えるお店が多いです。1kg券が440円相当の金券として、使用できます。使用できる店舗は、下記のお米券のサイトで検索できます。有効期限はありませんので、使いやすい商品券です。

おこめ券とは・ご利用シーン | ごはん彩々(全米販)
「ごはん彩々」は全米販が運営するお米の総合サイトです。お米・ごはんの隠れた魅力を発信し、販売することはもちろん、お中元やお歳暮のギフトとして喜ばれるおこめ券の発行も行なっております。おこめ券のご利用例やご利用シーンなどはこちらから。

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