少し時間がたってしまいましたが、2022年3月権利確定分の新晃工業の株主優待優待が届きました。
新晃工業の株主優待は、図書カードです。

新晃工業とは
新晃工業は、セントラル空調器でシェア4割弱をもつ業務用空調機の中堅会社です。空調機器の製造だけでなく、空調工事の請負工事も行っています。中国にも進出していて、現地グループ会社では、移動式PCR検査ユニットの製造販売も開始しているとのことです。

新晃工業の株価と株主優待
会社側は、スピードは遅いものの、着実に成長しているといっていますが、売上高は波を打っていますし、利益率は近年低下傾向です。少なくとも、成長していると感じられるような状況ではないと思うのは、私だけではないと思います。

このような状況を踏まえてか、株価も、コロナショックからの回復後、昨年秋ぐらいから右肩下がりの傾向になっています。
優待品は、図書カードですが、1年以上継続保有した場合は、カタログギフトになり、優待額は3倍の3,000円相当になります。
2022年7月13日時点 | |
株価 | 1,661円 |
1株あたりの配当 | 50円 |
年間優待金額 | 図書カード 1,000円分 長期保有制度有 |
優待取得必要株数 | 100株 |
優待利回り(年間) | 0.60% |
配当利回り | 3.01% |
権利確定月 | 3月 |
配当利回りは、3%超えですし、優待利回りも0.6%を上回っています。合計すると、3.6%。長期で保有するには、もう少しほしいかなぁと思いますが、残念なレベルではありません。株価が右肩下がりとはいえ、この10年で5倍以上に成長していますので、安値で買えている方は、継続保有だとは思います。

我が家は、これからというところなので、もう少し株価の状況をみて、長期保有するかどうかは判断したいと思います。今回は、クロス取引で優待をいただきました。図書カードは、有効期限もなく、無駄に使わないといけないということもないため、額面額で評価すると、約定金額に対して、0.41%、悪くないレベルです。

端株保有で、長期認定されれば、さらに効率が上がりますが、株主優待を説明した公式ページの下の方に、下記の注意があるので、9月に空クロスしないと無理だと思います。

図書カードの使い方
図書カードは、全国の取り扱い書店で使用することができます。2022年5月時点で、7,484店とのことです。だいたい実店舗で使用されることが多いかと思うのですが、カード背面のID番号、PIN番号を入力すれば、オンライン書店での使用もできるみたいです。

我が家では、本以外の購入にも図書カードが使えるヴィレッジヴァンガードで使用することが多いです。ヴィレッジヴァンガードは、ヴィレッジヴァンガードの株主優待券(2,000円相当円以上の買い物につき、1,000円分使用できる)で支払った残りを、図書カードで支払うことができます。(ヴィレッジヴァンガードのサイトによると、使用できない店舗もあるようなので、事前の確認をお願いします。)つまり、買い物額全体を優待品でまかなうことができます。
10年と長いものの、有効期限が設定されていますので、使い忘れがないよう注意してください。
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