少し時間がたってしまいましたが、2022年3月権利確定分のマースグループホールディングスの株主優待優待が届きました。マースグループホールディングスの株主優待はクオカードです。3月権利確定分でいただいたクオカードでは最後のご紹介です。

マースグループホールディングスとは
マースグループホールディングスは、パチンコ店向け機器の大手です。パチンコ・パチスロ関連の周辺機器の他、パチンコ店向けのプリペイドカード事業、ホテルや飲食も展開しています。2018年に持ち株会社に移行しています。

マースグループホールディングスの株価と株主優待
パチンコ店の経営状況があまりよくないという話を聞いたことがありますが、マースグループホールディングスの主要顧客は、パチンコ店なので、売上は右肩下がりです。2021年3月期の落ち込みが大きかったせいか、2022年3月期は、少し持ち直しています。事業報告によると、アミューズメント関連事業の次に位置づけられている自動認識システム関連事業の需要の高まりを取り込んでいくほか、成長分野にもM&Aを積極的に活用して投資していくとされています。四季報でも、部材費の高騰をこなし、営業益復調続くと記載されていますから、これから徐々に、回復していくのかもしれません。

株価は、コロナショック後、多少の上下はあるものの、低い水準でとどまっています。今の状況では、業績が本格的に回復していくと自信が持てない方が多いのかもしれません。自動認識システム関連事業が伸びてきているといっても、売上としては、アミューズメント関連事業の半分強程度ですから、これからというところかもしれません。

2022年8月7日時点 | |
株価 | 1,591円 |
1株あたりの配当 | 70円 |
年間優待金額 | クオカード1,000円 他 |
優待取得必要株数 | 100株 |
優待利回り(年間) | 0.63% |
配当利回り | 4.40% |
権利確定月 | 3月 |
株価が大きく低下していますので、配当利回りは4.4%にもなっています。優待利回りは、0.63%なので、あわせると、5%越えです。2022年3月期の配当性向は60%を超えていますから、業績が向上しないと、これ以上の配当は期待できないかなとは思いますが、19年3月、20年3月は、記念配当込みとはいえ、80円配当だったこともありますので、今後に期待したいところです。
優待品は、保有株数によって内容が変わり、最低の100株所有の場合、クオカードです。500株以上になると、カタログギフトになるようです。

カタログギフトよりも、クオカードの方をいただきたいので、我が家は、100株でクロス取引を行いました。1,000円分なので、効率がいいわけではありませんが、約定金額に対して、0.41%の利回りは出ていますので、クオカードがもらえる株主優待としては平均的なレベルです。

クオカードの使い方
クオカードは、約6万店で使用できる全国共通のギフトカードです。ローソンやセブンイレブンといったコンビニのほか、マツモトキヨシやデニーズ、エネオスの一部店舗や紀伊國屋書店(一部店舗除く)でも使用できます。非常に使いやすいギフトカードです。全国的なチェーンでなくても使用できることも多いので、使用する場所に困ったときは、一度使用できる店舗を確認してみてはいかがでしょうか。案外、近くの店で使用できるところが見つかるかもしれません。
我が家では、最近の燃料高騰対策の一つとして、ガソリンの購入にクオカードを使っています。あまり使用できる店舗がないのが残念なのですが、少し離れたところに使えるところを見つけましたので、積極的に活用しています。エネオスの店舗は多いので、もっと利用できるようにしてくれればいいのにと思いつつ、少し足を伸ばすくらいで実質的に半額以下になるような値引きで燃料を入れられるので、クオカードの優待銘柄は、積極的に獲得しているところです。

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