少し時間がたってしまいましたが、2022年3月権利確定分の日進工具の株主優待優待が届きました。日進工具の株主優待はクオカードです。

日進工具とは
日進工具は、切削工具の中堅メーカーです。ドリルは、素材の上下方向に穴を開けるだけですが、日進工具が製造しているエンドミルは、垂直方向だけでなく、水平面や曲面など、3次元方向自由自在に切削できます。日進工具は、超硬エンドミルを製造していることで知られている会社です。

機械に詳しくないので、製品のすごさを理解することは難しいのですが、切削機に下記のようなビットを取り付けて回転させることで、金属を自由に削ることができるみたいです。

日進工具の株価と株主優待
非常に立派な作りのビジネスレポートが届きました。A4サイズの資料を送ってくれる会社はたまにあるのですが、ここまで立派な冊子をいただいたのは初めてかもしれません。ページを確認すると38ページまでありました。
創業以来のマイルストーンが紹介されており、売り上げ、利益ともに徐々に成長している様子がうかがえます。リーマンショックや東日本大震災、コロナショックと、売り上げ、利益ともに低下する場面はあっても、その後、しっかりと成長していることが確認できます。

株価の方は、上下を繰り返しています。コロナショックの立ち直りは早かったようですが、その後、じりじりと下げ、回復はしたものの、最近は、また下げているような感じです。売り上げは少しずつ成長している感じではありますが、利益の伸びはなく、どちらかというと減少している傾向がみられますので、このような株価でも仕方ないかという感じです。

優待品は、クオカードです。
2022年7月18日時点 | |
株価 | 1,270円 |
1株あたりの配当 | 22.5円 |
年間優待金額 | クオカード1,000円(長期保有あり) |
優待取得必要株数 | 100株 |
優待利回り(年間) | 0.79% |
配当利回り | 1.77% |
権利確定月 | 3月 |
優待利回りは0.79%、配当利回りは1.77%、合わせても2.5%程度しかありませんので、利回りを期待して購入というという状況ではありません。また、株価も上下を繰り返していますし、今後の世界経済を見通すことが難しい状況を踏まえると、我が家では、長期保有するという判断にはなっていません。

長期保有による追加もありますが、3年以上なので、少し時間がかかります。公式サイトに記載の条件であれば、端株の保有で長期判定される可能性はありますが、3年という条件に、我が家では取り組んでいません。端株で認定された方がいらっしゃいましたら、教えていただければと思います。優待額も1,000円なので、手間はかかりますが、クオカードということで、クロス取引で取得しています。

クオカードの使い方
クオカードは、約6万店で使用できる全国共通のギフトカードです。ローソンやセブンイレブンといったコンビニのほか、マツモトキヨシやデニーズ、エネオスの一部店舗や紀伊國屋書店(一部店舗除く)でも使用できます。非常に使いやすいギフトカードです。全国的なチェーンでなくても使用できることも多いので、使用する場所に困ったときは、一度使用できる店舗を確認してみてはいかがでしょうか。案外、近くの店で使用できるところが見つかるかもしれません。
我が家では、最近の燃料高騰対策の一つとして、ガソリンの購入にクオカードを使っています。あまり使用できる店舗がないのが残念なのですが、少し離れたところに使えるところを見つけましたので、積極的に活用しています。エネオスの店舗は多いので、もっと利用できるようにしてくれればいいのにと思いつつ、少し足を伸ばすくらいで実質的に半額以下になるような値引きで燃料を入れられるので、クオカードの優待銘柄は、積極的に獲得しているところです。

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