少し時間がたってしまいましたが、2022年3月権利確定分の東プレの株主優待優待が届きました。
東プレの株主優待はクオカードです。

東プレとは
歴史は古く、東京プレス工業として設立されたのは1935年です。事業の柱は、プレス関連製品、定温関連製品、電子機器関連製品、空調機器関連製品の4つです。独立系のプレス部品メーカー大手ですが、プレス事業は日産向けが約6割とのことです。パソコンにこだわりがある方なら、高級キーボード、「REALFORCE」を製造するメーカーといった方がなじみがあるかもしれません。ただ、4本柱の1つといっても、キーボードが属する電子機器関連製品はそれほど大きな売り上げがあるわけではありません。


東プレの株価と株主優待
業績は復調傾向ですが、主要な取引先である日産自動車はあまりいい状況ではありませんし、半導体の安定供給などにも不安がある状況なので、株価は昨年3月頃から右肩下がりの状況が続いています。2021年3月は1,700円を超える水準でしたから、現在の1,000円割れは半値近い状況です。2023年3月期は、売り上げ増を見込んでいますが、営業利益はほぼ横ばい、22年3月期の5円減配に続き、23年3月期もさらに5円の減配を見込んでいます。
優待品は、クオカードですが、このような厳しい状況を反映して、2022年3月権利確定分をもって株主優待が廃止されることが発表されました。
2022年7月5日時点 | |
株価 | 1,020円 |
1株あたりの配当 | 25円 |
年間優待金額 | クオカード1,000円 |
優待取得必要株数 | 100株 |
優待利回り(年間) | 0.98% |
配当利回り | 2.45% |
権利確定月 | 3月 |
優待利回りは約1%、配当利回りは2.5%程度、合わせると3.5%ほどにはなります。ただ、減配見通しが公表されていますので、配当が20円になると、利回りで約0.5%低下することになります。優待の廃止も決定していますので、合計1.5%程度の低下。直近高値から半値近くにはなっていますが、我が家では、積極的に買う感じではありません。優待も廃止されましたし、クロスで取得していた関係で含み損もありません。今まで、優待をいただけてありがたかったです。

クオカードの使い方
クオカードは、約6万店で使用できる全国共通のギフトカードです。ローソンやセブンイレブンといったコンビニのほか、マツモトキヨシやデニーズ、エネオスの一部店舗や紀伊國屋書店(一部店舗除く)でも使用できます。非常に使いやすいギフトカードです。全国的なチェーンでなくても使用できることも多いので、使用する場所に困ったときは、一度使用できる店舗を確認してみてはいかがでしょうか。案外、近くの店で使用できるところが見つかるかもしれません。
我が家では、最近の燃料高騰対策の一つとして、ガソリンの購入にクオカードを使っています。あまり使用できる店舗がないのが残念なのですが、少し離れたところに使えるところを見つけましたので、積極的に活用しています。エネオスの店舗は多いので、もっと利用できるようにしてくれればいいのにと思いつつ、少し足を伸ばすくらいで実質的に半額以下になるような値引きで燃料を入れられるので、クオカードの優待銘柄は、積極的に獲得しているところです。


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