少し時間がたってしまったのですが、2022年3月権利確定分の丸一鋼管の株主優待が届きました。
丸一鋼管の株主優待は、お米券なのですが、今年は、お米券に加え、議決権行使の隠れ優待、クオカードもいただくことができました。


丸一鋼管とは
丸一鋼管の歴史は古く、創業は1913年、自転車部品製造で創業しています。会社のホームページには、1936年に皇室献上用の自転車ハンドルを制作した写真や、1964年の東京オリンピックで、マルイチポールが使用されたという写真などが掲載されています。溶接鋼管国内首位で、建設関係に強い会社です。

丸一鋼管の株価と株主優待
売り上げは伸びてきていますし、2022年3月期は、大幅な増益になっています。2023年3月期に向けては、ロシアによるウクライナへの侵攻の影響で、調達コストの増加が避けられないため、製品価格への転化を図っていくとのことです。ただ、全体としては、好調だった北米の落ち込みをカバーしきれず、減益の見通しとなっています。非常に財務のよい会社で、株価も2020年暮れ頃を底に徐々に回復してきています。

株主優待は、お米券ですが、今年は、議決権行使の隠れ優待として、クオカード500円分の送付もありました。
2022年7月5日時点 | |
株価 | 2,869円 |
1株あたりの配当 | 91円 |
年間優待金額 | お米券 3kg分(1,320円相当)×2回 |
優待取得必要株数 | 100株 |
優待利回り(年間) | 0.92% |
配当利回り | 3.17% |
権利確定月 | 3月・9月 |
大幅に増配となりましたので、配当利回りは3.175%に上昇、逆に株価の上昇で、優待利回りは0.92%にダウン、トータルでは、4%を超えてきました。隠れ優待のクオカード500円分を考慮すると、優待利回りも1%を超えます。3月の権利確定銘柄は多いので、クロス取引を行っても、それほど手間が増えるわけではありませんし、直前でも貸株残高がありましたので、今回もクロスで取得しました。経費としては、往復で440円、ちょうどお米券1枚分です。

お米券の使い方
お米券は、あまりなじみのない商品券かもしれませんが、全国のスーパーやドラッグストアなどでも使用できます。クオカードが使用できないスーパーで使用できますので、使い勝手はよいと思います。また、お米券という名前から、お米の購入にしか使えないと思われている方も多いかもしれませんが、お米以外にも使えるお店が多いです。1kg券が440円相当の金券として、使用できます。使用できる店舗は、下記のお米券のサイトで検索できます。有効期限はありませんので、使いやすい商品券です。
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