少し時間がたってしまいましたが、2022年3月権利確定分の大阪製鐵の株主優待優待が届きました。大阪製鐵の株主優待はクオカードです。


大阪製鐵とは
大阪製鐵は、日本製鉄が60%以上の株式を保有している日本製鉄系の会社です。会社の公式ページによると、設立は1978年。大鐵工業、大和製鋼が合併して誕生しています。2016年には、東京鋼鐵を子会社化、2021年には、日本スチールを吸収合併し、現在に至っています。

一般形鋼に強みがあり、エレベーター用のガイドレールも高シェアのようです。

大阪製鐵の株価と株主優待
2022年3月期の事業報告書によると、売り上げは36%の増加、経常利益は203%と大幅な増加になったとのことです。前期の落ち込みが大きかったとはいえ、売上高は、2020年3月期を上回る水準まで回復しています。ただ、利益の方は、そこまで回復できていませんので、価格にコストの増加分を転嫁し切れていないのかもしれません。

今後は、不透明な経済状況が続くと想定されることに加え、資源価格やエネルギー価格が高止まりし、厳しいコスト環境が見込まれる中、お客様の理解を得ながら、再生産可能な販売価格への改定を推進していくとのことです。株価の方は、コロナショック後、上下を繰り返していましたが、昨年末ぐらいから、上昇し始めたのかなという感じになっています。5月に一時下げましたが、その後は順調に回復しています。価格の改定が進み、売り上げの増加に、利益がついてくるようになると、株価にも期待ができるかもしれません。

優待品は、クオカードです。
2022年7月18日時点 | |
株価 | 1,449円 |
1株あたりの配当 | 20.5円 |
年間優待金額 | クオカード1,000円 |
優待取得必要株数 | 100株 |
優待利回り(年間) | 0.69% |
配当利回り | 1.42% |
権利確定月 | 3月 |
優待利回りは0.69%、配当利回りは1.42%、合わせても2%程度しかありませんので、利回りを期待して購入というという状況ではありません。今のところ、株価は回復基調なのかなという感じはしますが、経済状況も不透明ですし、コスト増をどれだけ製品価格に転嫁できるのかもわかりませんので、我が家では、長期保有銘柄とはしていません。

クオカードの使い方
クオカードは、約6万店で使用できる全国共通のギフトカードです。ローソンやセブンイレブンといったコンビニのほか、マツモトキヨシやデニーズ、エネオスの一部店舗や紀伊國屋書店(一部店舗除く)でも使用できます。非常に使いやすいギフトカードです。全国的なチェーンでなくても使用できることも多いので、使用する場所に困ったときは、一度使用できる店舗を確認してみてはいかがでしょうか。案外、近くの店で使用できるところが見つかるかもしれません。
我が家では、最近の燃料高騰対策の一つとして、ガソリンの購入にクオカードを使っています。あまり使用できる店舗がないのが残念なのですが、少し離れたところに使えるところを見つけましたので、積極的に活用しています。エネオスの店舗は多いので、もっと利用できるようにしてくれればいいのにと思いつつ、少し足を伸ばすくらいで実質的に半額以下になるような値引きで燃料を入れられるので、クオカードの優待銘柄は、積極的に獲得しているところです。


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