少し時間がたってしまいましたが、2022年3月権利確定分の共英製鋼の株主優待優待が届きました。共英製鋼の株主優待はクオカードです。


共英製鋼とは
共英製鋼は、関西の電炉大手で、日本製鉄が約25%の大株主になっている会社です。旧住金系です。合同製鐵とも親密な関係で、株主のリストには、合同製鐵も名前を連ねています。

棒鋼に強く、会社のサイトを見ると、鉄筋コンクリート用棒鋼では、国内シェアトップとのことです。

共英製鋼の株価と株主優待
決算説明資料によると、2022年3月期は、大幅な売り上げ増になっていますし、2023年3月期は、さらに伸び、配当も5円増加の、45円の見通しになっています。

ただ、増配とはいっても、増配分は、創立75周年の記念配当で、通常の配当が増えているわけではありません。また、売り上げの増加は、コスト増を転嫁したもののようで、一株利益は2020年3月期をピークに低下傾向となっています。このため、株価も、コロナショックで大きく下げた後、多少の波はあるものの、横ばいに近い動きとなっています。
優待品は、クオカードです。
2022年7月18日時点 | |
株価 | 1,339円 |
1株あたりの配当 | 40円 |
年間優待金額 | クオカード1,000円(長期優待あり) |
優待取得必要株数 | 100株 |
優待利回り(年間) | 0.75% |
配当利回り | 2.99% |
権利確定月 | 3月 |
優待利回りは0.75%、配当利回りは2.99%、合わせて3.7%強というところです。積極的に利回り狙いで購入しようという状況ではありません。ただ、長期認定されると、年間優待額が倍の2,000円になりますので、優待利回りが1.49%、合計すると4.5%ぐらいになります。とはいっても、株価の方を見通せないので、我が家では長期保有はしないかなという感じです。

長期認定の条件は、3月末、9月末に同一株主番号で連続3回以上となっていますので、端株の保有でも長期認定される可能性があります。今回、この記事を書くにあたって、昨年も、端株保有をしようかと書いているのを見て、残念な気持ちになりました。まだ、やっていません。今年は忘れないように、先ほど、端株の注文を出しておきました。端株で長期認定されれば、クロス銘柄として、一気におすすめできる水準になるので、今度は、しっかり確認してご報告したいと思います。
クオカードの使い方
クオカードは、約6万店で使用できる全国共通のギフトカードです。ローソンやセブンイレブンといったコンビニのほか、マツモトキヨシやデニーズ、エネオスの一部店舗や紀伊國屋書店(一部店舗除く)でも使用できます。非常に使いやすいギフトカードです。全国的なチェーンでなくても使用できることも多いので、使用する場所に困ったときは、一度使用できる店舗を確認してみてはいかがでしょうか。案外、近くの店で使用できるところが見つかるかもしれません。
我が家では、最近の燃料高騰対策の一つとして、ガソリンの購入にクオカードを使っています。あまり使用できる店舗がないのが残念なのですが、少し離れたところに使えるところを見つけましたので、積極的に活用しています。エネオスの店舗は多いので、もっと利用できるようにしてくれればいいのにと思いつつ、少し足を伸ばすくらいで実質的に半額以下になるような値引きで燃料を入れられるので、クオカードの優待銘柄は、積極的に獲得しているところです。


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