共英製鋼の株主優待優待が届きました。
共英製鋼は、関西の電炉大手で、日本製鉄が約25%の大株主になっている会社です。旧住金系です。合同製鐵とも親密な関係で、株主のリストには、合同製鐵も名前を連ねています。会社のサイトを見ると、鉄筋コンクリート用棒鋼では、国内シェアトップとのことです。

共英製鋼の株価と株主優待
共英製鋼は、鉄鉱石から鉄を作る会社ではなく、鉄スクラップから、鉄を作っているメーカーです。株主通信によると、年度後半に、中国が鉄スクラップの輸入再開の動きを見せ、価格が急騰したことから、利益の源泉となる売買格差が大きく減少したとのことです。コロナウィルスの感染拡大が続いているとはいえ、景気の方は回復傾向にあるのかもしれません。株価の方は、2020年3月期よりは回復していますが、それ以前と比較すると、まだ低い状態が続いています。2019年3月期をピークに、売り上げが減少している中では、一定仕方のないことかもしれませんが。
優待品は、クオカードとなっており、長期保有の優遇もあります。
2021年7月9日時点 | |
株価 | 1,386円 |
1株あたりの配当 | 60円 |
年間優待金額 | クオカード1,000円(継続保有優遇+1,000円) |
優待取得必要株数 | 100株 |
優待利回り(年間) | 0.72% |
配当利回り | 4.33% |
権利確定月 | 3月 |
配当利回りは4%越え、優待利回りが0.72%と合わせると、5%を超えています。1年以上保有すれば、+1,000円の追加を受けられ、計2,000円分のクオカードがいただけます。この場合の優待利回りは、1%を超えます。こちらの株式は、端株保有していませんので、端株で長期認定されるかは不明です。認定されたという情報を公開されている方もいらっしゃいますので、我が家でも購入しようかと思っているところです。

クオカードの使い方
クオカードは、約6万店で使用できる全国共通のギフトカードです。ローソンやセブンイレブンといったコンビニのほか、マツモトキヨシやデニーズ、エネオスの一部店舗や紀伊國屋書店(一部店舗除く)でも使用できます。非常に使いやすいギフトカードです。全国的なチェーンでなくても使用できることも多いので、使用する場所に困ったときは、一度使用できる店舗を確認してみてはいかがでしょうか。案外、近くの店で使用できるところが見つかるかもしれません。

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