少し時間がたってしまいましたが、ティーガイアの株主優待優待が届きました。
ティーガイアは、携帯販売代理店の最大手です。2008年に商社系の大手2社が合併して誕生した会社で、現在は住友商事が41.6%を持つ大株主になっています。
携帯電話等の販売台数は大幅に増加しているようですが、通信事業者の手数料条件等の改定により、利益率が低下し、通期では減益予想になっています。

ティーガイアの株価と株主優待
第2四半期から反映されたドコモの手数料収入源などが原因なのか、ティーガイアの株価は、10月末から大きく値下がりしています。年末に少し盛り返しているとはいえ、コロナ禍以前の株価よりも下がっています。ここ2ヶ月ほどで2割程度下がり、同じような水準は2016年末頃なので、市場は悲観的な予想をしているのかもしれません。
株主優待と一緒に送られてきたTG REPORTにも悲観的なキーワードが並んでいます。
- 「モバイル事業においては、販売台数が大幅に増加した一方で、利益率が低下しました」
- 「ソリューション事業においては(中略)世界的な半導体供給不足等に伴う一部商品の納入遅れが続いております」
- 「決済サービス事業他においては、前年同期に比べ、ギフトカードを中心に取扱高は減少しました」
厳しい状態を感じさせます。このティーガイアは、クオカードの親会社になります。株主優待で多くのクオカードを手に入れる我が家としては、さらに使いやすいギフトカードになるよう頑張ってほしいと思っているところです。
優待品は、クオカードとなっており、長期保有の優遇もあります。
2022年1月3日時点 | |
株価 | 1,656円 |
1株あたりの配当 | 75円 |
年間優待金額 | クオカード2,000円(継続保有優遇+1,000円) |
優待取得必要株数 | 100株 |
優待利回り(年間) | 1.21% |
配当利回り | 4.53% |
権利確定月 | 3月・9月(継続保有の追加は9月) |
株価が大幅に低下していることもあり、配当利回りは4.53%、優待利回りは1.21%、合わせて5.7%越えとなっています。1年以上保有すれば、1,000円の追加を受けられ、計3,000分のクオカードがいただけますので、この場合の優待利回は1.81%、配当利回りと合計すると6%を超えてきます。2022年3月期も赤字決算というわけではなく、配当性向も34.8%を予想しているとのことなので、今回はクロスで取得しましたが、継続保有でもいいかなと思っているところです。
こちらの株式は、端株保有していませんので、端株で長期認定されるかは不明です。

クオカードの使い方
クオカードは、約6万店で使用できる全国共通のギフトカードです。ローソンやセブンイレブンといったコンビニのほか、マツモトキヨシやデニーズ、エネオスの一部店舗や紀伊國屋書店(一部店舗除く)でも使用できます。非常に使いやすいギフトカードです。全国的なチェーンでなくても使用できることも多いので、使用する場所に困ったときは、一度使用できる店舗を確認してみてはいかがでしょうか。案外、近くの店で使用できるところが見つかるかもしれません。
最近ガソリンの値段が高騰しているので、使用できるガソリンスタンドを検索してみると、ほんの一部のエネオススタンドやJAのスタンドでも使用できるところがあるようです。もう少しエネオスのスタンドで使えるところが増えれば、クオカードの利用価値が大きく向上するので、ティーガイアさんにはもっと頑張ってほしいところです。
株主優待がクオカードのところは多いですし、クロスで取得すれば、額面の70%から50%で手に入れることができますので、少しでも燃料費の負担を下げるために、積極的に使っていきたいと思います。

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