コスモス薬品(3349)株主優待到着

株主優待・家計管理

コスモス薬品の株主優待優待が届きました。

コスモス薬品は、九州が地盤のドラッグストアですが、小商圏にも大型店を多数展開するやり方で、東へ東へ店舗数を増やしており、2021年7月末現在では、1,139店舗にもなっています。首都圏にも進出をはじめており、東京や神奈川、千葉にも店舗ができています。売上高のシェアで見ると、ウエルシア、ツルハに続く第3位となっています。

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コスモス薬品の株価と株主優待

定時株主総会の招集通知によると、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、個人消費が大きく収縮する事態が生じたことや、2021年も先行きが不透明な状況が続くと想定されるとの記載があります。ただ、店舗数の拡大が続いていることもあり、売上高は伸びていますし、1株あたりの純利益額も増加している状況です。
株主優待品は、コスモス薬品の店舗で使用できるお買い物優待券です。おつりは出ませんが、割引券ではありませんので、優待券のみで買い物することができます。

長期優待制度もありますが、権利確定付き以外に、2月末、8月末での保有株数を確認していると記載がありますので、端株で長期認定を受けることはできません。また、近くに店舗がない場合は、お米券への交換が可能となっています。

コスモス薬品の株主優待は、100株から取得することができますが、株価が高いので、200万円近い資金が必要となります。ただ、この影響もあるのか、優待が少ない5月にもかかわらず、ぎりぎりでクロスすることができる銘柄です。今年は、権利付き最終日にクロスしました。

2021年8月8日時点
株価 18,150円
1株あたりの配当 70円
年間優待金額 お買物優待券 500円×10枚(5月)
お買物優待券 500円×10枚(11月)
優待取得必要株数 100株
優待利回り(年間) 0.55%
配当利回り 0.39%
権利確定月 5月・11月

株価が高いため、配当利回りは、わずか0.39%、優待利回りも0.55%しかありません。配当や優待目的でホールドすることはない銘柄ですが、ここのところ株価は順調に上げてきていますので、成長期待はあるのかもしれません。ただ、クロス取引で優待を取得すると、優秀な銘柄です。5月に権利確定する優待銘柄は少ないですし、権利付き最終日でもクロスでき、必要な経費も抑えられます。今回確定にかかった費用は下記の通りです。GMOクリック証券を使っています。

現物買も信用取引で行った方が安価ですので、現引、現渡の差額、974円が経費です。優待額は5,000円ですので、約4千円お得に買い物できることになりました。計算上は、空クロスした方がお得なのですが、今後も簡単にクロスできるか分かりませんので、今のところはやっていません。

お買物優待券の使い方

コスモス薬品の各店舗で使用できます。お近くに店舗のない方は、お得さは少し失いますが、お米券にも交換できますので、多くの店舗で使用できます。会計の際、お金と同じように優待券を出して使用できます。おつりは出ませんので、我が家では、端数は現金で支払うようにしています。

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