先日、9月12日に東京日産コンピュータシステム(3316)から、「株主優待制度導入に関するお知らせ」が発表されました。株主優待としては、かなり大盤振る舞いな内容だったので、だいぶ話題になっているようです。
東京日産コンピュータシステムの株主優待
まずは、お知らせをご覧ください。

2022年9月末日現在の株主名簿に記載されたすべての株主を対象に、クオカード500円分をお送りするという内容になっています。100株以上ではなく、すべての株主とされていますので、1株所有しても、500円分のクオカードがもらえるということになります。
東京日産コンピュータシステムの株価
東京日産コンピュータシステムの株価は、株主優待導入の発表を受けて、急伸してます。元々は500円程度で推移していたものが、発表後、590円ぐらいまで値を上げています。

優待利回り 88.5%!
9月14日の終値、565円で計算すると、優待利回りは88.5%にもなります。株主優待導入発表後、株価が急伸していますが、下げても、優待導入前の株価とすると、今回優待を取得することで、数百円の利益は確実にとれるでしょう。手間と比較してどうかという議論はあるかと思いますが、確実にお得になることは間違いないでしょうから、楽しみにやってみるというのはありかと思います。
ただ、株式の売買には手数料がかかりますので、手数料を考慮してやるかやらないかを決める必要があります。SBI証券のサイトに、主要なネット証券の単元未満株の手数料が紹介されていますので、参考にしてみてください。これによれば、SBI証券で1株購入すれば、買い付け手数料は無料、売却時に55円負担すればいいことがわかります。
さらに株価が上昇する場合も考えて、600円で購入、500円で売却、クオカード500円分、手数料55円とすると、345円の手残りになりますね。手間といえば手間ですが、確実に利益を上げることはできそうなので、これから優待をとっていこうと思っている方にはおすすめできるのかなと思います。

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