ビックカメラ(3048)株主優待到着

株主優待・家計管理

2022年2月権利確定分のビックカメラの株主優待が届きました。

ビックカメラは、ターミナル駅周辺で大型店を展開する家電量販店大手です。ソフマップに加え、2012年にはコジマを傘下にコジマ×ビックカメラも展開しています。売上高の規模でいうと、ヤマダ電機に続く業界2位の座をケーズデンキやエディオン、ヨドバシカメラと争っているようなところでしょうか。

会社の沿革によると、創業は、大手の家電量販店の中では新しく1978年、最初の店舗、旧池袋北口店は1980年からとなっています。ただ、wikiを見ると、1968年に群馬県高崎市で設立された会社が元になっているようです。群馬県高崎市といえばヤマダ電機が本社を構える地ですから、ほんと、家電量販店は、北関東に縁のある会社が多いですね。

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ビックカメラの株価と株主優待

収益認識に関する会計基準の適用もあり、売上高は減少しています。旧基準でも減少していますので、他の家電量販店などと同じように、給付金特需の反動などが響いていると思われます。四季報によると、巣ごもり特需の恩恵が大きかったコジマの郊外店の売り上げ減少が影響しているようです。
ただ、足下の消費環境は改善しているようで、通期の売り上げ予想は据え置きとなっていますし、利益は上方修正されています。株価の方も、こうした状況を踏まえてか持ち直してきています。
我が家では、このビックカメラやケーズホールディングス、ヤマダホールディングス、エディオンといった家電量販店の株主優待を取得していますが、長期的に買い増ししている銘柄は今のところありません。コロナウィルスの感染拡大による経済への影響もまだ続くでしょうし、巣ごもり需要も一巡していると思いますので、しばらくは優待はクロス取引のみで取得しようと思っています。

2022年6月3日時点
株価 1,15円
1株あたりの配当 15円
年間優待金額 株主ご優待券 1,000円×1枚×2回(2月・8月)
優待取得必要株数 100株
優待利回り(年間) 1.78%
配当利回り 1.33%
権利確定月 2月・8月

優待利回り、配当利回りとも1%台と、あまりうれしい水準ではありません。ただ、ビックカメラは保有期間に応じた優待も実施しており、2年以上保有した場合、これに2,000円分の優待券が追加され、優待利回りが3.5%を超える水準になります。長期保有による優待利回りの向上はとてもうれしいものなので、ヤマダホールディングスのように改悪されないことを願っています。

お買物優待券の使い方

ビックカメラの店頭で使用できるほか、インターネット通販でも使用可能です。また、ソフマップやコジマといったグループの店舗でも使用することができます。ヤマダホールディングスや上新電機の株主優待券と異なり、割引方式ではありませんので、優待券のみでの支払いも可能です。おつりは出ませんが、1,000円未満の支払いにも使用できますので、使い勝手は非常にいいと思います。

こうした店舗、通販で使用できることはもちろん、個人的に気に入ってるのが、楽天ビックなど楽天の店舗(PayPayモールでも)で使用できることです。上新電機は、この道をふさがれてしまいましたので、ビックカメラの優待もふさがれるのを心配しているのですが、今期はまだ大丈夫なようです。

株主優待制度│株式会社ビックカメラ:株主・投資家情報サイト
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