少し時間がたってしまいましたが、2022年3月権利確定分のナフコの株主優待優待が届きました。ナフコの株主優待は、UCギフトカードです。

ナフコとは
ナフコは、福岡県に本社を構えるホームセンターを運営する会社です。1947年、家具の販売で創業し、ナフコが設立されたのは1970年です。家具の専門店と、ホームセンターが併設されている店舗が多く、九州、中国から、関西、関東にも店舗を展開してるところのようです。

ナフコの株価と株主優待
決算説明会の資料によると、PB比率が40%を超え、売上総利益率が過去最高の34.8%に達したとの記載があります。ナフコの店舗に行ったことがないので、よく知らないのですが、ほかのホームセンターでも、PBブランドが増えてきている実感はあるので、利益率を高めるためには、PBが必要なんでしょうね。ということは、地方で展開している小規模なホームセンターは、なかなか難しい状況になっていくことが想像されます。以前に住んでいたところの近くに、珍しいものが置いてある地場の小さいホームセンターがあったのですが、ああいうところがなくなっていくかもしれないと思うと、少しさみしい気もします。
優待品は、株主優待品としてはかなり珍しいUCギフトカードです。

株価は、コロナショックまで、じわじわと右肩下がりだったものが、その後、下がる前以上に大きく伸びた後、また、徐々に下げるという状況です。売上総利益率が向上したとはいっても、売上高そのものが伸びているわけではないので、株価としてはこのようなものかなとは思います。積極的に買いに行くという状況ではないかなと思っているところです。
2022年7月14日時点 | |
株価 | 1,597円 |
1株あたりの配当 | 56円 |
年間優待金額 | UCギフトカード1,500円分 (3月:1,000円、9月:500円) |
優待取得必要株数 | 100株 |
優待利回り(年間) | 0.94% |
配当利回り | 3.51% |
権利確定月 | 3月・9月 |
優待利回りが約1%、配当利回りが3.5%ほどありますので、合計すると4.5%越えとなっています。年2回の優待を実施しているところは、同じ優待の場合が多いのですが、ナフコは、大きく金額が異なりますので、注意が必要です。

ナフコの場合、売買手数料だけでなく、プレミアム料が加算されるため、経費が比較的大きくなっています。権利確定日直前のクロスでもこの経費なので、9月の優待額500円では、赤字にはならないものの、相当効率が悪い銘柄になってしまいます。3月の場合は、約定金額に対して、0.4%はありますので、クロスで優待を取得する銘柄としては、普通かなと思います。UCギフトカードは、有効期限もなく、非常に買いやすいものなので、十分手間にあったものだと思います。
UCギフトカードの使い方
UCギフトカードは、買い物や食事、宿泊などさまざまな店舗で使用できるギフトカードです。有効期限もなく、非常に使いやすい優待です。もちろん、ナフコなどのホームセンターでも使用できますし、デパートやスーパー、家電量販店などでも使用可能です。おつりは出ませんが、有効期限がありませんので、無駄にしてしまうことはないと思います。
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