2022年6月権利確定分の、日本マクドナルドHDの株主優待優待が届きました。
日本マクドナルドHDの株主優待は、マクドナルドで使用できる優待食事券です。

日本マクドナルドホールディングスとは
私たちが利用するマクドナルドを運営している会社は、日本マクドナルド株式会社で、この日本マクドナルドホールディングスではありません。日本マクドナルドホールディングスは、私たちがバーガーを購入している事業会社、日本マクドナルドの株式を100%保有する持ち株会社となっています。似たような名前で、役員も会長、社長は同じ方なので分かりにくいですが、事業会社、日本マクドナルドのホームページに下記のように整理されています。

下記は、事業会社の日本マクドナルドのホームページです。ホールディングスより、こちらの方がイメージですよね。

日本マクドナルドHDの株価と株主優待
だいたいどこに行ってもマクドナルドのお店をみることができますが、まだ店舗数は増加しています。メニューの値上げも行っていますので、売上は増加しています。ただ、食材や人件費の高騰によって、利益の伸びは見込めていないようです。一株あたり利益は、2021年12月期よりも低下する見通しとなっています。
こうした状況もあってか、株価は、2020年半ばから、4千円台後半から5千円台前半で上下を繰り返しています。

2022年10月2日時点 | |
株価 | 5,040円 |
1株あたりの配当 | 39円 |
年間優待金額 | 優待食事券(6月・12月) バーガー類、サイドメニュー、ドリンクの商品お引換券が6枚ずつで1冊 |
優待取得必要株数 | 100株 |
優待利回り(年間) | 1.59%(1冊4,000円換算) |
配当利回り | 0.77% |
権利確定月 | 6月・12月 |
優待品は、マクドナルドでバーガー類やサイドメニュー、ドリンクと引き替えできる食事券です。商品価格の値上げなども行われているので、フリマアプリなどの取引価格も上昇しているようです。今回は、1冊4,000円換算で、利回りを試算しています。

我が家では、あまりマクドナルドを利用することはありませんので、優待は売却することが多いです。マクドナルドの優待券は、金券ショップでの買い取りもありますし、フリマアプリでも多くの取引が行われています。マクドナルドの場合、100株保有で1冊、500株保有で5冊と、保有株数を増やしても、効率が下がりませんので、今回も500株で5冊の優待券をいただきました。販売価格は1冊4,000円程度です。
マクドナルドは人気のある銘柄なので、auカブコム証券の一般信用売が可能な株が早めになくなることが多いので、今回は、だいぶ早め、6月16日にクロスしたので、貸株料がだいぶ高めになっています。ただ、プレミアム料が必要なかったので、トータルのコストとしては、2021年12月期よりも低下しています。販売価格も若干上昇しましたので、約定金額に対しての利回りは、少し上昇し、0.65%になっています。

クロス取引での株主優待の取得はリスクが非常に低く、手間の割に得られる利益もそこそこになっているので、どうしても争奪戦になってしまいます。クロス取引で株主優待を取得しようとする方は、一般信用売が可能な株残高をにらみながら、いつクロスするかを悩んでいると思います。早めにクロスして、直前まで一般信用売りの残高が残っていると、残念な気持ちが芽生えてしまいますが、ぎりぎりを狙うと、そもそもクロスできなくなってしまうので、加減が難しいところです。
優待食事券の使い方
日本国内のマクドナルドの各店舗で使用できます。会計の際、お金と同じように優待券を出して使用する形になります。バーガー類、サイドメニュー、ドリンクの引換券は、個別に切り離しても使用できますし、一緒に使用してセット類を購入することもできます。

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