資格の取得や運転免許証の更新、履歴書、パスポートなどで必要となるのが証明写真です。
就職活動など、気合いを入れた一枚を撮影するのでなければ、ほとんどの方が、駅や量販店などに設置してある証明写真撮影用の機械を使用されるのではないかと思います。ただ、おいてあるところが限られますし、結構な値段がします。また、たいていの場合、1枚あればいいのに、複数枚のセットでしか撮影できず、もったいない感じがしてしまいます。
こだわった証明写真でなければ、自宅のプリンターでも印刷することができますので、今回はその方法を2つ紹介したいと思います。
- 一般的なソフト(Word)を使用する方法
- 専用ソフトを使用する方法(フリー版)
Wordを使用する方法
デジカメや、スマホで撮影した写真をWordに張り込んで印刷します。証明写真の場合、それほど印字面がありませんので、L判の光沢用紙で十分だと思います。
用紙サイズを選択します

余白を変更します
L判を選択すると、余白だらけになっていると思いますので、余白を狭いにしておきます。

印刷した写真を貼り付け、サイズを調整します
サイズの変更と、トリミングを使用して、大きさを整えます。

最後に、プリンターに出力すれば、完成です。Wordがない場合は、互換ソフトや、Google documentなどでも同じようにできると思います。
専用ソフト(証明写真を作ろう!フリー版)を使う方法
Wordでの作業は、サイズの調整やトリミングが少し面倒なところがありますが、専用ソフトを使うと、もっと簡単に証明写真を作ることができます。今回使用するのは、「証明写真を作ろう!フリー版」です。Vectorからダウンロードできます。


素材となる写真を読み込み、サイズを決めます

大きさを調整し、ファイルの保存を実行します
直接印刷するメニューもありますが、フリー版では機能が制限されていますので、いったんファイルに保存する方法を使います。この作業が手間だと感じられる方は、通常版に登録すると、制限が解除されます。

用紙サイズや枚数を決めます

出力されたファイルを印刷します
Wordなどの印刷と同じように、用紙を設定して印刷すれば、指定の大きさで印刷できます。

専用ソフトを使用すると、トリミング作業が非常に簡単になりますので、メリットがあるかなと思います。証明写真を作ろう!から直接印刷するためには、オプションの購入が必要ですが、ファイルの保存を行えるようにしていただいていますので、少しの手間で印刷まで行うことができます。作者の方には感謝です。我が家では滅多に使うことがないので、いったんファイルに出力する方法で証明写真を印刷していますが、使用頻度が高い方は、オプション購入も検討されてはいかがでしょうか。
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