Excel 特定文字以降を削除する方法

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エクセルの備忘録です。
同じようなことで困った方の参考に去れば幸いです。

今回のお題は、特定文字以降を削除する方法です。

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やりたいこと

対応前、対応後のファイルの違いをご覧ください。

先日、修正前のようなファイルが送られてきました。一見、日付が入力されているように見えますが、エクセル上では、日付として認識されているわけではなく、文字を入力し、スペースで間を整え、曜日が入力さているようなものでした。逆に、こんな面倒なことをよくやったなぁと思いましたが、締め切りなどの管理もやりにくいので、修正後のように、エクセル上も日付として管理できるようにします。

手順

根性で処理しようとすれば、一つ一つのセルで曜日を削除しなければなりません。例ぐらいの量だったらそれも可能かもしれませんが、セルが多くなると現実的ではありません。そこで、今回は、下記の2つの機能で対応したいと思います。

  1. エクセルは、日付形式(#/#)のような形で入力されると、自動で日付になる
  2. 置換で削除もできる

実際の作業は、修正前のデータから「(曜日)」を削除し、見た目を合わせるために、書式を設定するだけです。文字列は、関数を使って削除することもできますが、「(」以降を削除すればいいだけなので、置換が便利だと思います。

「検索と置換」メニューから「置換」を選択します

検索する文字列に「(*」と入力します

置換後は、何も入力しません。
「*」は小文字です。これは、ワイルドカードといって、任意の文字列を指します。なので、下記のように入力すると、「(」以降の文字は、何が入力されていても削除されます。

書式を設定します

ここまでの操作で、下記のようにエクセル上で日付として認識されると思います。

曜日は改行させたいので、改行させたいところで、CTRLJを入力します。

おまけ

この手順で実行すると、シート内のすべての「(」以降が削除されます。部分的に削除したい場合は、事前に範囲指定を行えば、その範囲のみ、機能を発揮させることができます。

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