Excel セルから文字を取り出す関数

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パソコンを使用していると、ExcelやCSVのデータに触れる機会も多いのではないかと思います。自分で作る場合は、見やすさはもちろん、加工のしやすさなども考えてデータを整理すると思いますが、他の人から渡されたデータや、サイトからダウンロードしたものなどの中には、セルの中身が分けられていた方が使いやすいのにと感じたことがある方も多いのではないでしょうか。こうした場合、新たにデータを入力するのは、非効率ですよね。Excelでは、セルのデータを簡単に分割や結合することができます。今回は、セルから必要なデータを抜き出す方法をご紹介します。

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文字を取り出す関数は、LEFT関数、RIGHT関数、MID関数

この3つの関数は、セルからどの部分の文字を取り出すかによって使い分けます。実際のデータを使って確認した方がわかりやすいと思いますので、データを使って、確認します。

Date time という列に、日付と時間が入っています。日付と時間に分けて整理できるよう、データを取り出します。

それぞれの関数を使用した結果は次のようになります。

画面キャプチャだと、コピペして試せないので、少し見にくいですが、表形式のものも併記しておきます。

操作対象の文字列使用する関数結果関数の使用方法
2021-02-14 12:02:29 GMT=LEFT(A2,10)2021-02-14文字列の左側から指定した文字数を取り出す関数です。
10文字指定すると、年月日を抜き出すことができます。
=LEFT(文字列,文字数)
2021-02-14 12:02:29 GMT=RIGHT(A3,4) GMT文字列の右側から指定した文字数を取り出す関数です。
今回のデータの場合は、あまり意味のある抜き出しではありません。
=RIGHT(文字列,文字数)
2021-02-14 16:02:55 GMT=MID(A4,12,8)16:02:55文字列の途中を抜き出す関数です。
12文字目から8文字を指定することで、時間を抜き出すことができます。
=MID(文字列,何文字目から抜き出すか,抜き出す文字数)

実は、この「Datetime」というデータは、NiceHashのレポートで出力されるファイルに含まれているものです。このままだと扱いづらいので、先ほどのLEFT関数を使って、日付だけの列を作成し、日ごとにどれだけマイニング量が変動しているか確認しています。

実際のデータにあてはめれば簡単に挙動を確認できますし、自分の整理したい形にデータを簡単に編集するためには必須の関数ですので、ぜひ自分のものにしてください。

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