7月も終盤にさしかかり、夏も本番になってきました。夜になっても気温が下がらなくなり、一晩中エアコンを付けているというご家庭も増えてきているのではないでしょうか。我が家では、以前はタイマーを使っていたのですが、結局暑さで目を覚まし、再びタイマーをセットするということが多かったので、最近は、寝る直前までは23度で室内を冷やし、布団に入るタイミングで27度に設定し、一晩中エアコンを使用しています。
冬はエアコンを使用していませんので、毎年夏の終わりにエアコンの掃除をしていたのですが、去年はサボってしまい、ちょっとかび臭さも出てくるようになってしまいましたので、週末を利用し、掃除をしてみましたので、その様子を報告したいと思います。
簡単にできることしかやっていませんが、一部ねじを外したりもしていますので、ご自分でエアコンの掃除をする際には、故障やけがに気をつけ、自己責任で行ってください。
使用するもの
まずは、使用する道具や洗剤の準備です。今回のエアコン掃除を行うために購入したのは、下記の4点です。このほかに、雑巾やクッキングペーパー、掃除機などを使っています。全部で3千円弱の出費でしょうか。すきま掃除用アタッチメントは、思ったような仕事をしてくれませんでしたので、2千円で実行できると思います。
- エアコン防カビ隙間ワイパー 500円くらい
- すきま掃除用アタッチメント 1,000円くらい(思ったより役に立たず)
- エアコン洗浄スプレー 500円くらい
- エアコンカビ除去+防カビ 1,000円くらい

清掃前の状況
昨年のシーズン末は、フィルターに掃除機をかけたくらいでしたので、吹き出し口からはカビが見えていますし、フィンの汚れもひどい状況でした。


このような状態だと、体によくないのはもちろん、効率も落ちて、電気代にも影響してしまうでしょうから、できるだけきれいにしたいと思います。
掃除機を使って、ほこりの除去
最初に行うのは、コンセントを抜くことです。100Vでも大事故につながる可能性があるので、電化製品に触るときには、必ずコンセントを抜いておきます。

コンセントを抜いたら、一通り掃除機でほこりを取った後、プラスチック部分は雑巾やキッチンペーパーできれいにします。フィルターは簡単に外れると思いますので、掃除機できれいにした後、さらに水洗いすれば、新品のようにきれいになります。(少し、言い過ぎかもしれませんが。)
ここまでの掃除は、普段から行っていると思いますので、今回は、さらに踏み込んで掃除したいと思います。我が家のエアコンは、シャープのAY-B22SDという製品なのですが、数個のねじを外すだけで、簡単にフィンを露出させることができます。

この状態になると、フィンの掃除が非常にやりやすくなります。この状態で、優しく掃除機をかけます。フィンは、非常に曲がりやすいので、丁寧に、優しく扱う必要があります。ほこりを掃除機で除去した後に、洗浄用のスプレーを使用します。
電気部品を保護して洗浄スプレー
エアコンのカバーを外してしまうと、電気部品がむき出しになってしまう場所が出てしまいます。エアコン洗浄スプレーの薬剤がかかってしまうと、故障の原因になるほか、火災の危険性もあるとのことなので、しっかりと保護しておく必要があります。今回は、ゴミ袋を利用して、養生しました。

この状態で、洗浄スプレーを使用してフィンをきれいにします。合わせて隙間掃除用の、ワイパーを使ってきれいにしていきます。最後に、防カビのスプレーをして、乾燥させて組み立てます。

来年で10年になる年期ものの機械です。落としきれない汚れが蓄積してきていますので、新品のようにとはいきませんが、ここまで約1時間の作業できれいにすることができました。
本体のカバーを外し、フィンを露出させることで、大幅に作業効率をアップさせることができるのですが、電気部品がむき出しになってしまい、故障や火災の原因になる可能性があるというリスクも生まれます。また、カバーを外さなくても、洗浄スプレーの使用方法によっては、火災の原因になるという報告も見かけました。少しでも心配のある方は、それほど高額ではありませんので、専門業者に頼むというのも選択肢かなと思います。
今回は、時期が遅れたことで汗だくになってしまいました。次回の掃除は、暑くならないうちにやろうと思いました。
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