Ankiのセットアップと初期設定(Windows版)

パソコン・iPad

私たちは、さまざまな事を覚えなければならない生活をしています。
もちろん毎日の生活に欠かせないことならば、繰り返しの生活の中で覚えていくことになりますが、時に、それでは間に合わないくらいのスピードで暗記しなければならないこともあります。私が学生だった頃は、ひたすら書いて、書いて、書いて覚えるしかなかったのですが、先日、YouTubeを見ていると、「Anki」というアプリが素晴らしいと紹介していました。

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Ankiとは

Ankiを簡単に言うと、電子的な暗記カード(単語帳)です。私もやっていた紙ベースの単語帳だと、ただ紙をめくりながらという使い方になってしまいます。これを電子的に行ってくれるだけでなく、紙では不可能な音声を埋め込むことができますし、手書きで作ることが難しそうな画像を使ったりすることもできます。何より、忘却曲線に基づいて、出題頻度を管理してくれるようです。覚えが悪いものを繰り返し出題するなんて事を自動でやってくれるなんて、なんて素晴らしいツールがあるのかと驚きました。パソコン版(Windows、macOS、Linux)、Android、iOS版があり、iOS版以外は無料で使用できるということなので、さっそくパソコン版(Windows)を使用できるようセットアップしたいと思います。

ダウンロード

公式サイトの、「Download」をクリックします。
ページ最下部のダウンドーロのところにジャンプします。

私がダウンロードしようとした時点では、Windows版では3つのバージョンがダウンロードできるようになっていました。Ankiについてまだよく知りませんし、まして使おうと思っているアドオンがあるわけではないので、最新のバージョンをダウンロードしました。

セットアップ

セットアップは、一般的なWindowsソフトと何も変わりません。
ダウンロードしたファイルを実行すると、インストールするフォルダの確認があり、Installを選択して、セットアップを進めます。

進行状況は、バーで確認できます。

バーが右端まで進行すると、右下の「Close」ボタンが選択できるようになりますので、選択してセットアップは完了です。

初期設定

セットアップが完了すると、デスクトップにAnkiのアイコンが作成されます。

このアイコンをダブルクリックすると、初期設定が開始されます。
初期設定といっても、いろいろな設定が必要となるわけではなく、インターフェースの言語の設定が必要となるだけです。ここでは、日本語を選びます。

設定が終了すると、Ankiが実行されます。
2回目以降の起動は、下記の画面からスタートすることになります。

使用テスト

ここまでの作業でAnkiが使用できるようになりました。
さっそく試しに使ってみたいと思います。徐々に使いこなせるようにしたいとは思いますが、まずは、紙ベースで行っているような、単語帳的なデータを入れてみたいと思います。このあたりは、全く紙と同じような考え方のようです。

  • カード 問題と答えを記載したもの。表に問題、裏には答えが書かれたもののイメージです。
  • デッキ カードのまとまりです。英単語とか歴史とかカードを集めたもののイメージです。

カードを追加する

カードの内容を作成する

カードには、自由に記載できますし、画像や音声も入力できます。

学習する

何枚かカードを作成し、デッキをクリックすると学習をスタートすることができます。

学習がはじまると、問題毎に結果を入力できる画面になります。簡単だと感じれば、出題頻度は下がり、難しいと感じれば、出題頻度をあげることを自動でやってくれるようになります。覚えが悪いものを繰り返し勉強できるようになるので、効率的に学習が行えるようになると感じました。

まとめ

一通り触った印象としては、とても面白く使えそうという感じです。
ここまで見ていただいた方の中には、カードを作るのが大変そうだと感じた方もいらっしゃると思いますが、先人が作成したカードも流用させていただける機能もあるようですし、画像を簡単に貼り込めるので、少しずつ作業すれば、コピー&ペーストで作っていくこともそれほど苦にはならないかなとは思いました。もう少しWindows版を触ってみて、使いこなせる感じになれば、iPad版の課金も考えたいと思います。

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