知らなきゃ損!イオングループをお得に活用する技3選

株主優待・家計管理

イオングループは、セブン&アイ・ホールディングスと並ぶ、日本最大級の流通会社です。イオンというと、大規模なショッピングモールを想像する方も多いかと思いますが、イオンの名称を使用する会社だけでなく、実は近くのスーパーマーケットもイオングループだったりします。食品や日用品だけでなく、家具や家電、衣料品などもイオンでお得に買い物することができますので、今回は、我が家のイオングループ活用法をご紹介したいと思います。

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面倒な節約は長続きしない

様々なものの値段がどんどんと上昇する中、節約はしたいけれど、面倒なことはしたくない。それが本音なのではないでしょうか。やっぱり、我慢や面倒くささがともなう節約生活は続かないと思います。我が家は、イオングループを積極的に活用することで、簡単、お得な買い物を実現しています。

お得に買い物ができるイオングループ

イオングループには、イオンの名称を使用していないグループ会社もたくさんあります。詳細は、公式ページを参照していただきたいのですが、総合スーパー、スーパーマーケットに分類されているだけで、これだけの会社があります。

  • イオンリテール(株)[イオン、イオンスタイル、ザ・ビッグ]
  • イオンリテールストア(株)[イオン、イオンスタイル]
  • イオン北海道(株)[イオン、イオンスーパーセンター、マックスバリュ、まいばすけっと、フードセンター、ザ・ビッグ]
  • イオン東北(株)[イオン、イオンスタイル、マックスバリュ、ザ・ビッグ]
  • イオン九州(株)[イオン、イオンスタイル、マックスバリュ、ホームワイド、ハロー、くらし館、ザ・ビッグ]
  • イオン琉球(株)[イオン、イオンスタイル、マックスバリュ、ザ・ビッグ、イオンドラッグ]
  • (株)ダイエー[ダイエー、グルメシティ、foodium、イオンフードスタイル]
  • マックスバリュ南東北(株)[ザ・ビッグ]
  • マックスバリュ関東(株)[マックスバリュ]
  • マックスバリュ北陸(株)[マックスバリュ]
  • マックスバリュ東海(株)[マックスバリュ]
  • マックスバリュ西日本(株)[マックスバリュ、ザ・ビッグ、マルナカ、マール]
  • (株)光洋[マックスバリュ、KOHYO、ピーコックストア]
  • イオンマーケット(株)[ピーコックストア]
  • イオンスーパーセンター(株)[イオンスーパーセンター]
  • イオンビッグ(株)[ザ・ビッグ]
  • まいばすけっと(株)[まいばすけっと]
  • ビオセボン・ジャポン㈱[ビオセボン]
  • [アコレ]

これらの店舗を使用される可能性のある方は、今回ご紹介する方法で、お得に買い物することができますし、これらの会社以外にも、未来屋書店や、スポーツオーソリティを展開するメガスポーツ、イオンシネマなどもお得に利用することができます。

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イオンの株主さまご優待カードについてご紹介します。ご利用方法、ご返金対象外商品、ご利用限度額、カードの有効期限や紛失した時などのご説明をしています。

イオングループをお得に活用する方法

では、イオングループをお得に活用する具体的な方法をご紹介したいと思います。

  1. イオン株主優待
  2. お客様感謝デー(20日・30日)
  3. イオンお買い物アプリ

イオン株主優待(支払い方法:イオンカード・現金・WAON)

イオングループを活用するにあたって、必ず取得してもらいたいのが、「オーナーズカード」です。これは、イオンの株主になると送られてくるものです。

このカードをレジでの精算時に提示すると半年ごとに合計利用金額の数パーセントがキャッシュバックされる仕組みになっています。カードを提示するだけで、現金が戻ってきます。キャッシュバックされる金額は、保有する株数で決まっていて、最大は7%にもなりますし、支払い方法もイオンカードに限定されていません。

所有
株数
キャッシュバック率 必要金額 毎月のお買い物額とキャッシュバック額
40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 100,000
100 3 265,000 14,400 18,000 21,600 25,200 28,800 32,400 36,000
500 4 1,325,000 19,200 24,000 28,800 33,600 38,400 43,200 48,000
1,000 5 2,650,000 24,000 30,000 36,000 42,000 48,000 54,000 60,000
3,000 7 7,950,000 33,600 42,000 50,400 58,800 67,200 75,600 84,000

最小でも3%とはいっても、株式の保有は下がったら怖いと感じる方がいるかもしれません。2022年7月の株価2,650円で試算すると、26万5千円ほど。この株式を保有することで得られるキャッシュバックを試算すると、週に1万円、月4万円の購入で、年間14,400円のキャッシュバックになります。このほか、配当金として3,600円も手に入ります。

国内流通2強の1角なので長期保有でもいいかなとは思いますが、株価のリスクはとりたくないという方は、クロス取引での優待取得をおすすめします。今のところ、auカブコム証券では、権利確定日直前でも一般信用売の株が残っていることが多いので、クロス取引で優待を取得することができます。この場合、最小の100株でクロスすると、手数料は1,000円ぐらいだと思います。2月、8月に2度クロスするとして、2千円ほど。キャッシュバックを考えると、大きな黒字になると思います。

仮に、毎月イオングループで5万円の買い物をする方が、年間クロス取引手数料2千円を払って、1万8千円の優待を手に入れたとすると、必要金額26万5千円に対する利回りは、6%を超えます。信用口座を開設していて、イオングループを利用することが多いという方は、やらない理由がないと思います。

毎月5万円も買わないからと思う方もいるかもしれませんが、食料品だけでなく、日用品、衣料品も含まれますので、平均すると結構な額になったりします。また、オーナーズカードは、本人用1枚に加え、家族用1枚の計2枚が発行されますので、ご家族で買い物額を合算することができます。

こちらで、我が家の還元状況をお知らせしています。参考にしてみてください。

お客様感謝デー(支払い方法:イオンカード・現金・WAON)

CMも展開されているので、イオンの「お客様感謝デー」をご存じの方は多いと思います。具体的には、毎月、20日、30日に開催され、ほとんどの商品が5%オフになります。イオンカードでの支払いが必要だと思われている方もいるようですが、イオンカードの利用だけでなく、読み取りだけでかまわないので、現金支払いの場合もしっかり5%オフされます。

20日と30日だと、月の前半にお得な日がないので、10日にも、お客様感謝デーには少し劣る「ありが10デー」が設定されています。こちらの方は、商品の値引きではなく、ポイント還元率がアップするもので、通常の5倍、還元率としては、2.5%になります。

このほかにも、特定日にお買い物がお得になるものとして、55歳以上の方がお得になるG.G感謝デー(5%オフ)、毎月5のつく日、5日、15日、25日に開催されるわくわくデー(ポイント還元2倍)などがあります。

お客様感謝デーは、食品も含めて5%オフになりますので、お米や調味料など、長期保存ができるもののまとめ買いに適しています。

イオンお買い物アプリ(支払い方法:イオンカード)

最後は、イオンのお買い物アプリです。登録すれば、毎月、お得になるクーポンが送られてきます。

イオングループは、複数のアプリを運用しているので、お得になる商品を確認するのが面倒だという方もいらっしゃるかと思いますし、我が家もいちいち商品まで確認していないことが多いです。ただ、下記のような内容の月間割引クーポンは、お得に活用しています。

食料品は対象外ですが、衣料品や日用品の中には、お客様感謝デーの割引を超える10%オフとなる商品もあります。基本、月に1度だけ使用できるクーポンですが、イオンカードをお持ちの方は、イオンウォレットというアプリでも、同じような内容のクーポンが配信されていますので、2度は使えると思います。食料品と違い、衣料品や日用品を頻繁に購入することはないと思いますので、家族のスマホにもアプリを登録しておけば、使用回数の制限は、それほど気にすることはないかもしれません。

まとめ

イオンでお買い物をされる方は、イオンカードを発行していることが多いのではないかと思いますので、今回のご紹介の中では、イオンカードの発行は含めていませんが、最後にご紹介したイオンお買い物アプリのクーポンだけは、支払い方法がイオンカードに限定されていますので、カードの発行が必須となります。また、株主優待やお客様感謝デーも、イオンマーク以外のクレジットカードでの支払いは対象になりませんので、クレジットカードを使用するなら、イオンカード一択です。

イオンカードは、イオンでのお買い物に際し、普段からお得に設定されていますし、無料で発行できますので、イオンカードはもっていた方がいいと思います。利用実績が積まれると、インビテーションが届き、年会費無料のゴールドカードを手に入れられるメリットもあります。

このほか、株主優待の魅力として、お客様感謝デーの適用がないイオンネットスーパーでも、オーナーズカードのキャッシュバックが受けられるというものがあります。イオンネットスーパーのサイトで、オーナーズカードの番号を登録できますので、ネットスーパーを利用されている方は、登録を忘れないようにしてください。

今回ご紹介した方法を用いた最大割引率は下記の通りとなります。

食料品株主優待(最大▲7%)+お客様感謝デー(▲5%)+イオンカード(▲1%)=13%オフ
日用品・衣料品株主優待(最大▲7%)+アプリクーポン(最大▲10%)+イオンカード(▲1%)=18%オフ

3,000株の所有は難しいですが、100株所有でも食料品が9%オフになります。物価が上昇する今、少しでもお得に買い物をしようとすれば、非常に有効な方法ではないかと思います。20日、30日はイオングループでまとめ買い、はじめてみませんか。

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